「防御率」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「防御率」の意味とは

防御率とは、投手が1試合(9イニング)あたりどれくらいの失点をしているかを表す数値

のことです。投手の実力を測るための重要な指標の1つで、防御率が低いほど、その投手は少ない失点で抑えており、チームの勝利に貢献している良い投手といえるでしょう。
防御率が低い投手は、コントロールが良い、球威がある、ピンチを切り抜ける能力が高いなどの特徴を持っていることが多いです。逆に、防御率が高い投手は、これらの能力が不足している可能性があります。

「防御率」の求め方


防御率は、投手が責任を負うべき失点である「自責点」を基に計算されます。自責点は野手のエラーや捕手の捕逸など、投手のミス以外の原因で失点した場合を除いた失点です。防御率は、投手が1試合(9イニング)平均何点の自責点で抑えたかを示す率であるため、「防御率 = 自責点 ÷ 投球回数× 9」で求められます。その数値が小さいほど、成績が良いことを示します。この計算式から分かるように、防御率は投球回数が多くなればなるほど、より正確な評価になります。

「防御率」の語源


「防御率」という言葉は、その名の通り、投手がどれだけ相手チームの攻撃を「防御」できたかを示す数値であることから、この名が付けられました。「率」という言葉がついていることから、他の統計データと同様に、ある一定の期間における投手の平均的な成績を表す指標であることがわかります。

「防御率」の例文・用例

防御率を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●彼は、一昨年のシーズンから防御率が大きく改善した。
防御率を下げるためには、まず四球を減らすことが重要だ。

SNSでの「防御率」の使われ方

「防御率」の類義語

防御率の類義語はありませんでした。

「防御率」の対義語・反意語

防御率の対義語・反意語はありませんでした。

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Posted by 亜樹南川