「ホームベース」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ホームベース」の意味とは
ホームベースとは、野球で到達することで得点が入る塁のことです。
野球場のグラウンドは「内野」と「外野」に大別されます。
内野はピッチャープレート(※1)を中心としたダイヤモンド型のエリアを指し、その四隅には「塁」が置かれています。
4つの塁のうち、左右のバッターボックス(※2)に挟まれている塁のことを「ホームベース」と言います。
(※1.ピッチャープレート:投手が球を投げる位置の足元にある板)
(※2.バッターボックス:バッターが打撃時に入るエリア)
「ホームプレート」または「本塁」とも呼ばれます。
元々「本塁」は「本拠地となる砦」を意味する言葉でしたが、今では野球用語として定着しています。
ヒット等で出塁に成功した走者は、ホームベースから出て「一塁」「二塁」「三塁」へと順序通りに進みます。
そして、最終的にホームベースへと一巡して帰ってくることで、一点が入るルールになっています。
ちなみに、野球場が建設される際には、まずホームベースの位置から決めます。
バッター視点でホームベースからセンター方向に向いた際に、右手に一塁、左手に三塁が配置されます。
ホームベースは通常、ゴム製の板で五角形に作られます。
また、段差が無いようグラウンドに埋め込まれているため、しばしば土や砂で覆われてしまうこともあります。
ホームベースの主な役割
ホームベースは他の塁と比べて、ゲーム上で重要な役割を持っています。
ホームベースの役割として、主に以下2点を挙げることができます。
・得点の判定基準として
・ストライクゾーンの横幅の基準として
まず、攻撃側にとって「ホームベースに到達すること=得点」であるため、いかに守備をかいくぐって走者をホームベースに送り込むか戦術を練ってくるでしょう。
一方、守備側は走者がホームベースにたどり着くのを全力で阻止しなければなりません。
このようにホームベースは両陣営にとって最も重要な塁であり、しばしば得点を入れたい走者と、阻止したい捕手が激しく接触するシーンも珍しくありません。
捕手を突き飛ばすような体当たりや、強引な走路のブロックなど両陣営ともに強引なプレイが目立ちます。
これらのプレイは怪我や事故に繋がる恐れがあるため、試合によって反則行為とみなされるケースもあります。
また、ホームベースは「ストライクゾーン」の横幅の基準となることが多いです。
ストライクゾーンとは、打者がバットを振らなかった場合に、投球がストライクと判定される領域のことです。
投球がストライクゾーンの内側を通過していれば、ストライクと判定されます。
このエリアの横幅は一般的に約43cmで、これはホームベースの横幅を基準としています。
「ホームベース」の例文・用例
ホームベースを使った例文・用例を紹介します。
●四番打者がホームベースに帰ってきた。
●ホームベースでタッチアウトを食らった。
SNSでの「ホームベース」の使われ方
2023.3.7⚾全体練習@ジャイアンツ球場
ホームベースをキレイキレイにして次の練習へ#小林誠司pic.twitter.com/uWtK6RnGLL
— Kazumi⚾?️ (@yoshirin0607) March 7, 2023
今期初観戦で「たかほーー」
くりちゃん、ばやしのホームラン✨
ひかるくんがホームベース踏めたのも
良きでした今日は8人でワイワイ観戦したよん.•♬ pic.twitter.com/HDdAqErTkA
— ゆひみ (@yuhimieto1011) March 7, 2023
「ホームベース」の類義語
ホームベースの類義語は、「本塁」です。
本塁は、ホームベースと同じ意味です。
「ホームベース」の対義語・反意語
ホームベースの対義語・反意語はありませんでした。