「タイゲーム」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「タイゲーム」の意味とは
タイゲームとは、野球の試合で、両チームが同点の状態で試合が終了するという意味です。
「引き分け試合」とも呼ばれます。
「タイゲーム」の語源
タイゲームは、英語の「tie game」が語源となっています。
これは、「同点」を意味する「tie」と、「試合」を意味する「game」を組み合わせてできた言葉です。
「タイゲーム」の歴史
野球の試合は、勝敗が決まらない場合には、引き分けとするのが一般的でした。
しかし19世紀後半頃から、同点の状態で試合が長引くことがないよう、延長戦やタイブレークをはじめとした、勝敗を決めるための特別ルールが導入されるようになります。
日本では、1934年の第1回プロ野球リーグ戦から、10回の延長を経ても同点の場合、引き分けとすると定められていました。
その後1950年からは、延長12回まで試合が行われるようになります。
さらに1960年からは、タイブレーク制度が導入されました。
「タイゲーム」の決着方法
タイゲームの決着方法は、大会によって異なります。
現在の日本のプロ野球では、延長12回を経ても同点の場合、タイブレーク制度が適用されます。
そのほか、大学野球・社会人野球などでも、タイブレーク制度を採用する大会が増加しています。
「タイゲーム」の特徴と魅力
タイゲームは、両チームの戦力が拮抗しているからこそ発生するものです。
そのため、試合の行方が最後までわからないという緊張感や、同点に追いつかれた時のドラマチックさなど、野球の魅力を存分に味わうことができる試合です。
また、タイゲームでは、両チームの選手たちの集中力や、監督の采配が勝敗を左右します。
試合の行方が最後までわからないところも、観客を興奮させるのです。
タイゲームは、野球の醍醐味を味わうことができる、特別な試合と言っても過言ではないでしょう。
「タイゲーム」の例文・用例
タイゲームを使った例文・用例を紹介します。
●今日の日本シリーズは、3-3のタイゲームでした。
●僕がタイゲームを見ていて、席を立った瞬間、相手チームに点が入ることはよくある。
SNSでの「タイゲーム」の使われ方
タイゲームの中継を俺が見始めると1分以内に点数が入ることがよくある。最近だと高校野球の埼玉県大会で準々決勝の川口vs山村学園が延長戦をやってたのでネット中継を見始めると、途端に川口が5点を奪って試合を決めてしまった。昔からそういうことがよくある。偶然だが凄い確率だと思う。
— 河内家獅子丸 (@dancer_in_tokyo) August 3, 2021
イェリ、痛いエラー。右中間のゴロの打球を捕ろうとしてスリップ、後逸。タイムリーエラー(得点責任付きかどうかは不明)。そして後続打者にHR被弾。5−5のタイゲームがあっという間に5−8。野球の神様のいたずら、イェリを直撃。芝の状態も野球の要素のひとつとは言え。(人工芝はきらいです)
— イチローずぶずぶ (@zubuichi) August 7, 2015
「タイゲーム」の類義語
タイゲームの類義語は、「引き分け試合」です。
同点のまま、勝敗を決められない試合のことを言います。
「タイゲーム」の対義語・反意語
タイゲームの対義語・反意語はありませんでした。