「野球殿堂入り」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「野球殿堂入り」の意味とは
野球殿堂入りとは、日本の野球の発展に大きく貢献した人物として野球殿堂に肖像のレリーフが展示されることです。
主に日本プロ野球で活躍した選手・監督・コーチをはじめ、野球の発展に尽力し大きな功績を残した人物が選考されます。
肖像レリーフが展示される野球殿堂は、東京都文京区に所在する東京ドームに併設されています。
正式な施設名は「野球殿堂博物館」で、アメリカ野球殿堂を模範として発足されました。
表彰者がプロ野球関係者である場合、オールスターゲーム内で表彰式が行われます。
一方、アマチュア関係者の場合は、全国高等学校野球選手権大会や都市対抗野球大会、東京六大学野球リーグ戦などで表彰されるのが通例です。
故人など、表彰式への本人の参加が不可能な場合は、代理人として家族が登壇するケースもあります。
表彰者にはレリーフのレプリカと賞金100万円が贈呈されます。
ちなみに、昨今では22年特別表彰者として東海大学創立者の故・松前重義氏が、競技者表彰者として元プロ野球選手の山本昌氏、高津臣吾氏が殿堂入りを果たしました。
「野球殿堂入り」の条件
野球殿堂は大きく分けて「競技者表彰」と「特別表彰」の2パターンがあります。
競技者評者はさらに『プレイヤー部門』と『エキスパート部門』に分かれます。
『プレイヤー部門』では、主に引退後5年から20年までの元プロ野球選手を対象としています。
ただし、不祥事を起こした人物は資格をはく奪されることもあります。
また、選出委員は野球報道に関する15年以上の実績がある人物から選ばれます。
上記の前提条件から選出された30人の候補者の中から、選出委員1名あたり7人までの投票を行い、75%の得票を獲得した人物が殿堂入りと認定されます。
一方、『エキスパート部門』では、引退後6ヶ月以上経過している元指導者(監督やコーチなど)、またはプレイヤー部門の有資格者だったが引退後21年以上経過してしまった人物が対象となります。
すでに殿堂入りしている人物や競技者表彰委員会の幹事、野球報道に関する30年以上の実績がある人物が選出委員として投票します。
候補者は10人で、選出委員1名あたり3人まで投票することができ、75%の得票を獲得した人物が殿堂入りを果たします。
「特別表彰」では、主に以下の条件を満たす人物を対象者としています。
・引退後5年が経過しているアマチュア野球の競技者
・引退後6ヶ月が経過しているアマチュア野球の指導者
・プロまたはアマチュアの組織や管理、発展に貢献した人物
・野球に関する著作物や報道実績のある人物
また、日本プロ野球組織の関係者やアマチュア公式団体の役員、野球に関係する学識関係者などの計14名の選出委員から選出されます。
エキスパート部門と同様に選出委員1名あたり3人まで投票でき、75%の得票を得た人物が表彰されます。
「野球殿堂入り」の例文・用例
野球殿堂入りを使った例文・用例を紹介します。
●野球殿堂入りした選手の功績を調べる。
●プロ野球で活躍するだけでなく野球殿堂入りするのが夢だ。
SNSでの「野球殿堂入り」の使われ方
デービッド・オルティス氏のアメリカ野球殿堂入りが決定しました!!
ボストンの英雄『ビッグパピ』が有資格1年目で殿堂入りです?✨#2022野球殿堂pic.twitter.com/TAXHUfigoG— MLB Japan (@MLBJapan) January 26, 2022
改めて?高津監督㊗️野球殿堂入りおめでとうございます⚾?️ pic.twitter.com/DCgbknjAGQ
— NATORI ⚾️☂️✨ (@Scorer25TN) March 6, 2022
「野球殿堂入り」の類義語
野球殿堂入りの類義語はありませんでした。
「野球殿堂入り」の対義語・反意語
野球殿堂入りの対義語・反意語はありませんでした。