「プレミアム」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-03-07

「プレミアム」の意味とは

プレミアムとは、高級な、上等なという意味です。

「プレミアム」はカタカナ語としての利用が浸透しており、本来の意味以上にニュアンスを強調して使われることがしばしばとなっている単語となります。
その意味やニュアンスには、「上等な、高級なあるいは上位の」といった意味が込められているのです。

カタカナ語での「プレミアム」の場合は、上記のような意味やニュアンスを直接的に指すというよりは、そうした概念を指し示す言葉と位置付けた方が実際の使われ方に当てはまるでしょう。
例えば商品や商品名などに使われることが多く、「プレミアム」が付いた商品は「高級品や上品」を表すために名前に付けられます。

このように直接的というよりは、こうしたニュアンスを表す概念のような使用が多く見受けられるのです。

「プレミアム」の語源

プレミアムの語源は、英語の「premium」です。

英語の「premium」の意味は、カタカナ語と変わらず「上等な、高級な、上位の」などとなります。
こうした和訳を持つ「premium」から、同じ意味やニュアンスを概念として表すためにカタカナ語の「プレミアム」が使われるようになったのです。

また英語の「premium」にはほかの意味があり、英語表記の際は誤用に注意が必要となります。
英語の「premium」には、「保険」や「賞、手当て」などの意味も含まれているのです。
カタカナ語とほぼ同じ意味を表す一方、全く異なる意味も持ち合わせた英単語となっています。
そのため英語表記の「premium」と、カタカナ語表記の「プレミアム」は必ずしも一致しないので注意しましょう。

「プレミアム」の派生的な使用

プレミアムは、カタカナ語の場合に派生的な意味を持つことがあるのです。
それは「プレミアム」単体ではなく、「プレミアムが付く」として使われる場合となります。

この場合における意味は上記までのものと少し異なり、「希少価値」といった意味になるのです。
「高級な、上等な」の意味が転じて、「希少価値」となったと考えられます。
また英語においても「at a premium」となれば、「希少価値が付く」と訳すことができるのです。
そのため元々あった英語表現とカタカナ語の意味の転じた使い方が合わさって、「プレミアムが付く」=「希少価値」となったのではないかと思われます。

また「プレミアムが付く」=「希少価値」の使われ方は、現在ではかなり広く浸透している使われ方です。
そのため「希少価値」を表す場合でも、単に「プレミアム」や「プレミア」などと使われることもあるため覚えておくと良いでしょう。

「プレミアム」の例文・用例

プレミアム

プレミアムを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●彼女はいつもプレミアム ビールばかり飲んでいる。
●今では入手困難なプレミアム カードが自宅にあったんだよ。

SNSでの「プレミアム」の使われ方

「プレミアム」の類義語

プレミアムの類義語は、「ラグジュアリー、レア」です。

「ラグジュアリー」の意味は、「贅沢な様子や豪華な様子」を表します。

こちらは「プレミアム」の、「上等なや高級な」の意味に対する類義語です。もう一つの「レア」の意味は、「希少なや珍しい」という意味となります。
「プレミアム(が付く)」の、「希少価値」に対しての類義語です。

それぞれがカタカナ語として使われている点も似ており、またカタカナ語となることでニュアンスが強調される点も似ています。

「プレミアム」の対義語・反意語

プレミアムの対義語は、「ノーマル(普通)」や「ロウ(下等)」です。

意味は、普通のや下等のです。

プレミアムがある種、特別なものをあらわす概念的な使われ方をしていました。
そこで対義語には、「特別」の反対である「普通」や「下等」を表す言葉が位置します。