「スタンス」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「スタンス」の意味とは
スタンスとは、立場、態度という意味です。
スタンス自体の意味には「立場」、「物事への態度」、野球やテニスやゴルフなどの球を打つときの「両足の位置」、ロッククライミングでの「足場」など多岐に渡る利用方法があります。
カタカナ語としてのスタンスも使用頻度が非常に高くなりますが、もっぱら「立場や、物事に取り組む態度」の意味で使われます。
また使用シーンも様々ですが、主にビジネスの場において使われることが目立ちます。
野球やテニスやゴルフ、またはロッククライミングなどのスポーツでの使用シーンではかなり限られた使用となっています。
しかしビジネスシーンでの使用においては、使える幅が広く使い勝手も良いものと言えるでしょう。そのビジネスシーンでの使い勝手の良さから、スタンスという言葉は広くカタカナ語として知られることとなりました。
「スタンス」の語源
スタンスの語源は、上記の通り英語「stance」です。
上記の通りに英語の「stance」には、様々な意味があります。しかしカタカナ語へと転じた「スタンス」では、立場や態度といった意味合いに限定されています。
上述しておりますがスタンスという言葉を使う場合には、専用のスポーツで使う際とビジネスシーンで使う際とで意味が異なります。
英語との意味の違いは大きくありませんが、この点に関しては誤用に注意をしてください。
英語表現の「stance」も、カタカナ語と同じように立場や態度といった使われ方がされます。
「スタンス」の間違えた使い方
スタンスは、間違えた使い方をされることが散見されます。
それはスタンスという単語に対して、「悪い」や「大きい」を付ける使い方です。
スタンスは姿勢や態度に関して使われますが、そのままの意味で使うことは間違いとなります。
- あの人は猫背で、見た感じのスタンスが悪い
- ここの店員の対応は横柄で、スタンスが大きい
などは間違いです。
姿勢や態度そのものを指すのではなく、あくまで「物事に対する精神的な姿勢や態度」を指す単語となっています。
「スタンス」の例文・用例
スタンスを使った例文・用例を紹介します。
●中立の立場から2人のスタンス について聞いてみようと思う。
●このプロジェクトに対する彼のスタンス はいつも以上に積極的だ。
SNSでの「スタンス」の使われ方
ダメなことした人には、ダメだね。
ダメなことされた人には、つらいよね。部外者なんだし、そんくらいのスタンスで良くないかね。
人格まで否定することはないよ。
— 超生きるさいとうさん♣️3@超節酒 (@kanata_t) January 23, 2020
「不倫をしない自信がないから結婚しない」がいちばん誠実なスタンスなのかもしれない。
— 大島育宙(XXCLUB/コンテンツ全部見東大生)【B面】 (@zyasuoki_b) January 23, 2020
「スタンス」の類義語
スタンスの類義語は、「ポイントオブビュー」です。
意味は観点や視点、あるいは視座となります。
スタンスの精神的な面での、ものごとに対する姿勢や態度に共通する言葉です。スタンスよりも、やや狭い範囲での使い方の為注意が必要ですです。
スタンスの中で、より絞った表現がポイントオブビューとも言えます。
「スタンス」の対義語・反意語
スタンスの対義語は、「乖離」です。
意味は、ここでは背を向けるです。
スタンスの対義語は本来無いと思われますが、ビジネスシーンでの姿勢に対しての対義語となります。
姿勢を「臨み方」と捉えれば、対義語は背を向けるの意味合いの乖離となります。
こちらは強いて言えばという内容です。明確な対義語は無いという方が、正確な答えとなります。