「自宅療養」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「自宅療養」の意味とは

自宅療養とは、新型コロナウイルス感染症の陽性者のうち、無症状または軽症の人が自宅で体を休めることを意味します。感染者の増加に伴い、重症で入院が必要な人や重症化リスクの高い人の病床の確保が難しい都道府県の場合、無症状や軽症の人に対して自宅療養が求められます。

「自宅療養」の対象者

厚生労働省によると、自宅療養の対象者は、「65歳以上、呼吸器疾患を有する、妊婦などの8つの基準のいずれにも該当せず、かつ医師が入院が必要ではないと判断した者」とされています。ただし、8つの基準のいずれかに該当する場合でも、病床のひっ迫具合によっては自宅療養が認められる場合があります。また、陽性者の同居者の中に8つの基準に該当する人がいて自宅療養が難しい場合は、宿泊療養となるよう調整されます。

「自宅療養」の注意点

東京iCDC専門家ボードが2021年8月に作成した「新型コロナウイルス感染症 自宅療養者向けハンドブック[第2版]」によると、自宅療養中の人は「外出をしないこと」や「鼻をかんだティッシュなどをビニール袋に入れ、口をしばって部屋から持ち出すこと」を守るよう求められています。 また、同居者がいる場合、「同居者とは生活空間を分け、極力個室から出ないこと」、「部屋を出るときは、アルコールで消毒し、マスクを着用すること」、「1時間に1回、部屋の換気を行うこと」が求められています。

「自宅療養」の例文・用例

自宅療養

自宅療養を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

自宅療養中に亡くなった人は200人以上もいるらしい。
●両親が自宅療養になると子どもがいる家庭は特に生活が大変だ。

SNSでの「自宅療養」の使われ方

「自宅療養」の類義語

自宅療養の類義語は、「在宅療養」です。「在宅療養」とは「自宅で治療や養生をすること」を指し、新型コロナウイルスに限らず、広い意味で使われます。

「自宅療養」の対義語・反意語

自宅療養の対義語・反意語はありませんでした。