「栄枯盛衰(えいこせいすい)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「栄枯盛衰」の意味とは
栄枯盛衰(えいこせいすい)とは、人生や世の中は、盛んなときもあれば衰えるときもあるということ
を表す四字熟語です。
栄枯盛衰は、繁栄と衰退を表す言葉であるため、適切な場面で使用する必要があります。たとえば業績が好調の企業や組織に対して使用すると、いずれ衰退すると指摘したことになり、非常に無礼な発言になってしまいます。逆に不調の方には、「今は大変でもいつか逆転するときがくる」といった励ましに使うことができます。
「栄枯盛衰」の語源
もともと栄枯盛衰は、草木が芽生えたのちに枯れていく様を表した言葉でした。そこから転じて、人や世の中が栄えたり衰えたりする様子を表現するようになりました。「栄」は栄えること、「枯」は枯れること、「盛」は盛んになること、「衰」は衰えることを意味し、これらの言葉が組み合わさることで、人生や物事が栄えたり衰えたりする様子を表しています。
なお、「栄枯盛衰」は、『平家物語』に由来しているといわれていますが、詳しいことは明らかになっていません。
「栄枯盛衰」の英語表現
栄枯盛衰を英語で表すと次のような表現になります。
・the rise and fall
・ups and downs
[出典:ジーニアス和英辞典]
「栄枯盛衰」の例文・用例
栄枯盛衰を使った例文・用例を紹介します。
●歴史上の人物も栄枯盛衰を免れることはできなかった。
●今は大変でも栄枯盛衰は世の常だから、またいつか上昇するだろう。
SNSでの「栄枯盛衰」の使われ方
【本日の走行動画倍速編】
旧北陸線トンネル群。葉原トンネル→杉津→山中トンネルまで。
明治時代に造られた歴史あるトンネルはもちろん、築堤・緩やかなカーブなど元鉄道の雰囲気を色濃く残してます。
北陸新幹線敦賀開業の今、旧北陸線の栄枯盛衰の雰囲気を味わいながら走るのは至福…('ω’) pic.twitter.com/O9RwOJ9V3u— カン・チュンファ (@TRNR_kan) April 1, 2024
佐世保のアーケードにはお店の前にこんな感じにタイルがあるんだけど、昔アーケード作った時にあった店の記録だとすると同じ職種のものもあれば全く別の職種になってたりして面白い
ずっと続いてる店もあれば潰れて変わってる店もあるので栄枯盛衰だなぁ pic.twitter.com/JK6svu5evy— とーとき (@knockinger) May 1, 2024
「栄枯盛衰」の類義語
栄枯盛衰の類義語は「盛者必衰(じょうしゃひっすい)」や「諸行無常(しょぎょうむじょう)」です。盛者必衰とは、世の中は無常であり、勢いの盛んな者もついには必ず衰え滅びるという意味の四字熟語です。
諸行無常とは、一切のものは常に変化し続けるという意味の四字熟語です。
「栄枯盛衰」の対義語・反意語
栄枯盛衰の対義語・反意語は「永久不変(えいきゅうふへん)」です。いつまでも果てしなく続いて変わらないことを意味する四字熟語です。