「連射」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-02-27

「連射」の意味とは

連射とは、コンピューターゲームにおいて、コントローラのボタンを素早く複数回押す行為で、読み方は「れんしゃ」です。

装置やソフトウェアにより、ボタンを押し続ける事によって自動的に連射となる場合も含みます。

「連射」の英語表現

連射は英語で 「Button mashing」 と表記されます。

「Button mashing」には、高度な技などを実現するために、ボタンを素早く連続して押すことの他に、激情に駆られたプレーヤーなどが、ボタンをめちゃくちゃに押しまくる様子もこの言葉で表現されます。

「連射」の起源

日本のゲームの歴史上、最初に「連射」がクローズアップされたのは、1983年に発売されたKONAMIの『ハイパーオリンピック』アーケード版だといわれています。

アーケード版とは、ゲームセンターに置かれているゲーム機です。

翌年1984年開催のロサンゼルスオリンピックをテーマに作られたこのゲームは、ボタンを連打するほどキャラクターの走る速度が上がるものだったため、さまざまな連射方法が編み出されました。

指の爪でボタンをこすりつけたり、爪が割れるのを防ぐためピンポン玉やコインでこすったり等。ゲーム台のボタンを破損し、店員や駄菓子屋のおばちゃんに叱られていた頃のお話です。

「連射」の種類

マニュアル連射操作する人間が実際にボタンを連続して押したり離したりを繰り返すものです。

ソフト連射ソフトウェア側に組み込まれたプログラムにより、自動連射を行うものです。例えば、あらかじめゲームの設定によって、ボタンは押し続けていれば自動的に連射となるものです。アプリのゲームでよく見られます。

連射機能付きコントローラ連射を行える装置を組み込ませた特別仕様のコントローラを使って自動連射を行うものです。このコントローラの使用自体がチート行為であるとの論議があり、オンラインゲームやゲーム大会での使用は制限されています。「連射機」、「連射パッド」、「マクロ機能付きコントローラ」とも呼びます。

「連射機に対するゲーム会社の工夫」

連射機を使用されるとゲームバランスを著しく変化させてしまうため、ゲームに連射機の対策が組み込まれることがあります。

例をあげます。一つは、ショットを無駄に発射するとゲームランク(難易度)が上昇するトラップです。

二つ目は、ボタンの長押しよってその効果を発揮する武器です。

いわゆる「レーザー」や「溜め撃ち」型の武器になります。時間当たりの威力も単純なショット連射よりも高く設定されているため、連射機が不要となる仕掛けです。

他にも、連射速度が速すぎる場合ジャム(弾詰まり)を起こし、逆に弾が出なくなるように設定されたゲームがあります。

「連射」の例文・用例

連射

連射を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●わざわざ必死にボタンを連打しなくても、これを使えば1秒間に15 連射できる。
●この武器は連射力が低く、安定性に欠ける。

SNSでの「連射」の使われ方

「連射」の類義語

連射の類義語は、「連打」です。

意味は、コンピューターゲームにおいて、コントローラのボタンを人力で素早く複数回押す行為です。

「連射」の対義語

連射の対義語はありませんでした。