「拠点」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「拠点」の意味とは
拠点とは、「きょてん」と読み、将棋において相手の守りの駒と接するマスへ利いている駒という意味です。
「拠点」の特徴
将棋の盤面において、攻防を分析したり解説したりする際に出てくるのが、拠点という言葉です。
一般に、拠点といわれるのは、持ち駒を打ったり、駒を進めたりして、戦いの起こる可能性の高いマスに利いている駒です。
「拠点」の英語表現
英語では、「陣地」という意味合いで使う「拠点」は「a strong foothold」「a strong point 」と表現し、「基地」という意味合いで使う「拠点」は「a base」と表現します。
―He created a foothold.(彼は拠点を作った。)
―I lost my foothold.(私は拠点を失った。)
―The company has overseas bases in Paris.(その会社はパリに海外拠点を置いている。)
「拠点」の表現の広がり
拠点を作ることや残すことは、攻め筋を増やしたり、攻めを厳しくしたり、相手に食い付いて攻め続けたりするために重要です。
拠点の歩
拠点の歩とは、相手を攻める手がかりとなる場所の歩をさします。
将棋では、拠点づくりの歩として、垂れ歩を使う場面が多く見られます。垂れ歩とは、相手の陣地から数えて二から四段目のいずれかに、相手の駒取りとならない状態で、歩を打つことです。
垂れ歩を使って拠点を作るには、垂れ歩を援護する駒を足していくなどして、相手の陣形を乱しながら、攻めをつなぐことが肝心です。
「拠点」の別の意味や使われ方
拠点は、「活動のよりどころになる所」という意味で、一般的な熟語として日常生活でも使われます。
―ボランティア活動の拠点となる場所だ。
―戦略上の拠点を築く。
―生産拠点を移転する。
「拠点」の例文・用例
拠点を使った例文・用例を紹介します。
●拠点作りに成功した。
●拠点を残して、攻めをつなぐ。
SNSでの「拠点」の使われ方
両取りを含みつつ、そのまま拠点にも善きで1人2役です。と、ミサカは桂馬の良さをアピールします
将棋ウォーズ棋譜(M_10032:三段 vs naka1515:三段) #shogiwarshttps://t.co/Ugl2zyobO9pic.twitter.com/HYfQgwxhlc
— ミサカ@▲4八銀 (@M_10032) February 6, 2021
1局目の三段の方に負けた将棋。
左図、是非はともかく気持ちいい。玉頭に拠点を作ることに成功。
右図、ノータイムで同飛と取った瞬間に91飛と回れたことに気付く。
だめだぁ。 pic.twitter.com/5yYmvH3k6N— もとよん(将棋連盟アマ四段、現在クエスト五段) (@himanagoya1) February 5, 2021
「拠点」の類義語
拠点の類義語はありませんでした。
「拠点」の対義語・反意語
拠点の対義語・反意語はありませんでした。