「盤台」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「盤台」の意味とは
盤台とは、料理ですし飯を混ぜるのに用いる、楕円形または円形のたらいのように浅くて大きな桶のことです。かつては魚屋が魚を運ぶのに用いていました。
「ばんだい」や「はんだい」と読みます。「板台」、「半台」と書くこともあります。
また、すし飯用のものは「飯台」とも書き、「すし桶」ともいいます。
なお、すし屋ではシャリを合わせる方の桶と盛り付け用の塗りの桶は両方とも盤台であるとされていますが、呼び名が同じであると不便であるため、前者を「しゃり切り」や「飯切り」、後者を「すしおけ」、「盛り桶」と呼び分けて使用しています。
「盤台」を使用するメリットと使い方
盤台の木肌が適度に水分を吸うので、すし飯がベタッとならず、ツヤツヤに仕上がります。また、平たくて浅いため、混ぜやすく冷ましやすい利点もあります。使用前に水を含ませると、ご飯粒がくっつくのを防ぐことができます。使用後は洗って完全に乾かしてからしまいます。木が収縮しないよう、風通しの良い日陰で干しましょう。
「盤台」の例文・用例
盤台を使った例文・用例を紹介します。
●江戸時代には魚屋が盤台で魚を担ぐ光景が見られた。
●子どもたちに盤台で酢飯を冷ますお手伝いを頼んだ。
SNSでの「盤台」の使われ方
3月7日は #魚の日!
江戸時代、魚は現代のようにお店に買いに行くものではありませんでした。
冷蔵庫などがなかったこの頃、朝、河岸に上がった新鮮な魚を「盤台」という浅い桶に入れて、
天秤棒の前後にぶら下げて、傷まないうちに売り歩いていました。#歌舞伎座 #木挽町広場 #魚 #鯛pic.twitter.com/UtQCRVagr9— 藤浪小道具(株)[公式] (@fujinamikodougu) March 7, 2022
ど〜ん?ちらし寿司
乗せちゃう
ネギトロ座布団
「マグロタタキ」硬く炊いた米3合
盤台に入れる前
リンゴ酢50ml
内側を酢で濡らしご飯???混ぜる
ちらし寿司の素
すし太郎➕
ベイシアちらし寿司
を混ぜる!
きゅうり??2本分
マグロタタキ1パック
貝割れ大根1パック
小ネギ5本
ミニトマト pic.twitter.com/jWZWzjdWu1— はるこ(キッチン ラボ) (@harukogarden) June 9, 2022
「盤台」の類義語
盤台の類義語は「板台」、「半台」、「半切り」、「飯台」、「飯切り」、「しゃり切り」、「すしおけ」、「盛り桶」です。いずれも盤台と同様に使いますが、「半切り」、「飯台」、「飯切り」、「しゃり切り」、「すしおけ」、「盛り桶」は特にすし飯用のものとして使う呼び名です。
「板台」、「半台」と書くこともあります。
「盤台」の対義語・反意語
盤台の対義語・反意語はありませんでした。