「マルチプラットフォーム」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「マルチプラットフォーム」の意味とは
マルチプラットフォームとは、全く異なった仕様の機械の上で、同じ仕様のものを動かせるプラットフォームという意味です。
「マルチプラットフォーム」は、主にIT用語として使われる単語です。
IT用語では具体的に「あるコンピュータのプログラムやソフトウェアを、幾つもの異なるOSや機種においても同じように動作させられること」です。
また「入力装置などの周辺機器を、複数の機種に繋いで使用することが出来ること」ともなります。
具体例としてはマイクロソフト社のWindowsNTが、IntelX86などの異なるCPUなどにも対応していることなどです。
異なるOS間にあってもプログラムなどを同じように動作させられるのは、このマルチプラットフォームがあるからとなっています。
注意点としてはゲーム用語となった時に、マルチプラットフォームの意味が変わることです。
家庭用ゲームなどにおいては、「同じ内容でありながら、対応するゲーム機によってそれぞれ別のソフトウェアとして開発をすること」を意味します。ドラゴンクエスト11が有名です。
IT用語としてのマルチプラットフォームと、ゲーム用語としてのマルチプラットフォームでは意味が異なるのです。
「マルチプラットフォーム」の語源
マルチプラットフォームの語源は「マルチ」と[プラットフォーム」であり、別々の単語が1つにくっついてできた単語です。
マルチプラットフォームの内の「マルチ」は、元は英単語でありその和訳は「多数の、多用の」です。
そしてもう一方の「プラットフォーム」も元は英単語で、和訳は「(システムなどの)基盤」となります。
これらを繋げて「多用の(システムなどの)基盤」という意味になるのです。
「マルチプラットフォーム」の作り方
マルチプラットフォームは、主に2つの手法によって作られています。
1つはソースコードを同じとすることで、対応しているそれぞれのプラットフォーム向けの実行可能なプログラムを生成するものです。
本来対応しているパッケージとは別に、元となるソースコードを合わせたプログラムを作ることで、それぞれのプラットフォーム上で同じ動作をさせることが可能になります。
商用のソフトウェアでは、こちらの方法でマルチプラットフォームを作ることが多くなっています。
もう1つは仮想マシンやインタプリンタなどの、様々な多くの環境に適したプログラミング言語を用いる方法です。
こちらの場合であれば開発に用いた言語によって、実行環境が提供されたプラットフォーム上であればどれでも動作します。
Java言語によるソフトウェア開発や、スクリプト言語によるソフトウェア開発などがこちらに当てはまるのです。
「マルチプラットフォーム」の例文・用例
マルチプラットフォームを使った例文・用例を紹介します。
●弊社製品はマルチプラットフォーム となっています。
●このマルチプラットフォームがあることで、Java Script技術のみで開発が可能となっている。
SNSでの「マルチプラットフォーム」の使われ方
flutter手を出してみた感想。
ようやくまともなマルチプラットフォーム対応の技術が出た感じ。担当案件はswift,javaのネイティブ開発が多いので案件としてはないけど。新規のアプリ開発で大手企業相手じゃなければ採用してくれそう。デザイン細かいお客さん相手だとしんどそう。
— あんまさ (@annmasa5) April 11, 2020
マルチプラットフォームって難しいんですよ…
— ましょ (@MASHOMASHO2019) April 9, 2020
「マルチプラットフォーム」の類義語
マルチプラットフォームの類義語は、「クロスプラットフォーム」です。
意味は、マルチプラットフォームの同じです。
マルチプラットフォームと同義となるため、クロスプラットフォームが類義語となります。
「マルチプラットフォーム」の対義語・反意語
マルチプラットフォームの対義語は、「専用プラットフォーム」です。
意味は、互換性の無いプラットフォームです。
専用のプラットフォームであることが対義となるため、こちらが対義語として挙げられます。