「脂漏性角化症」とは?意味や類義語をご紹介
「脂漏性角化症」の意味とは
脂漏性角化症とは、 脂漏性角化症とは、加齢とともに増える、手でさわったときにもりあがっているシミのことです。
主に肌色・褐色・黒色をしており、80歳以上ではほぼ全員に見られることから、
皮膚の老化現象のひとつと言われています。
脂漏性角化症は悪性ではないため、絶対に治療が必要ではありませんが、放っておくと少しずつ大きくなります。
「脂漏性角化症」の別名
老人性疣贅、老人性いぼ、とも呼ばれています。
「脂漏性角化症」と似ている症状
シミ
シミは、もりあがりのない薄い斑点のことです。
主に紫外線を浴び続けることでできる日光黒子(老人性色素斑)が一般的で、肌の老化現象の一つと言われています。
子どものことからみられるそばかすや、「肝斑」というホルモンバランスの崩れからみられるシミもあります。
イボ
イボは皮膚の一部が盛り上がってできた小さな突起物のことを言います。
いわゆる「できもの」のことで、医学的には「疣贅(疣贅)」と呼ばれます。
イボは、大きく分けて、ウイルスが原因のイボと紫外線や加齢による老化が原因のイボに分かれます。
ウイルス性のイボで有名なのが「ヒト乳頭腫ウイルス」というウイルスによって起こります。
ウイルスによるイボは周囲の人に感染する可能性があります。
一方、老化・加齢によるイボは、紫外線や皮膚の老化、摩擦が原因となり、長い年月をかけて徐々にイボができていくのが特徴です。
「脂漏性角化症」の原因
大きな原因は、紫外線によるダメージと言われています。
これは、シミと同じメカニズムで、紫外線を浴びるとシミができるといわれるのと同じです。
長年にわたり、紫外線を浴び続けることで肌がダメージを受けます。
ダメージを受けると肌のターンオーバー(新陳代謝)がおこり、メラニンが排出されることで肌が再生します。
しかし、紫外線を過剰に浴びてしまうと、必要以上にメラニンを生み出してしまうため、色素沈着を起こします。これがシミとなるのです。
脂漏性角化症は、このようなシミが変化し、出現するケースが多いです。
「脂漏性角化症」の治療法
取り除く方法として簡単なものでは、液体窒素凍結治療法があります。
凍結と解凍を繰り返すことで脂漏性角症の組織を破壊していきます。
複数回にわたって繰り返す必要がありますが、麻酔を使わないので皮膚科外来で手軽に治療ができます。
傷痕をきれいにしたい場合は、手術、電気外科治療、炭酸ガスレーザーがあります。
治療後に皮膚の保護が必要となりますが、取り除いてしまうため、一般的に再発の心配もありません。
「脂漏性角化症」の例文・用例
脂漏性角化症を使った例文・用例を紹介します。
●脂漏性角化症と呼ばれるイボができました。
●液体窒素で脂漏性角化症を除去してもらった!
SNSでの「脂漏性角化症」の使われ方
脂漏性角化症だって。どんなものかあとで調べる。液体窒素(?)で処置してもらいました。
— たこぽん (@takopon8) August 27, 2012
足に10年ほど前からできていたシミ、、年齢とともに出るのかなと治療考えてなかったのですが、大きくなったので本日病院へ、「老人性?」って聞くと違いますって、脂漏性角化症って、で、凍らせてかさぶたにして消すようです。治療前の画像写しておけばよかった^^;
— オーダー家具製作工場・環境福祉コーディネーター@前 智美 (@hinokifurniture) July 30, 2010
「脂漏性角化症」の類義語
脂漏性角化症の類義語はありませんでした。
「脂漏性角化症」の対義語・反意語
脂漏性角化症の対義語はありませんでした。