「アングラー」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「アングラー」の意味とは

アングラーとは、釣り人のことです。

主に「ルアーフィッシング」または「フライフィッシング」を行う人を指します。

ルアーフィッシングとは、小魚・小動物を模した疑似餌を用いる釣法のことです。

ルアーは、一般的にプラスチックや金属などの固い材質で作られた「ハードルアー」と、合成樹脂やラバーなどの柔らかい材質で作られた「ソフトルアー」に大別されます。

バスやマス等の淡水魚をターゲットに行われることが多いですが、昨今ではシーバス等の海の魚を狙ったルアーフィッシングも盛んです。

あらゆる釣りのジャンルの中で老若男女問わず最も人気の高い釣法で、初心者でも取り組みやすいのが特徴です。

一方、フライフィッシングとは、昆虫を模したフライ(毛バリ)を用いる釣法の事です。

ルアーに比べて軽いため、釣り糸に上手に力を加えながらコントロールしなければならず、初心者には難しいと言われています。

別名「西洋式毛ばり釣り」とも言い、この呼称の通り欧米では伝統的に行われていますが、日本ではルアーフィッシングほど人気は高くありません。

とは言え、魚がフライに飛びつく姿は圧巻で、一度その楽しさを実感するとハマってしまう魅力を持っています。

「アングラー」の語源

アングラーは英語で「angler」と表記されます。

英語でも「angler」は「釣り人」を指す言葉です。

「angler」の元となる言葉は「angle(魚釣りをする)」という動詞です。

英語では、しばしば動詞の語尾に「er」を付けることで「~する人」という名詞に変化させる場合があります。

すなわち、「angle + er = angler」で「魚釣りをする人(釣り人)」というわけです。

ちなみに「angle」の本来の意味は「角度」です。

これは「angle」の語源である「ankle(足首)」の形状が曲がっていることに由来するそうです。

釣りで用いられる「ハリ」もまた曲がっており、「角度」を連想させることから、「angle」に「魚釣りをする」という意味が加わったと考えられています。

「アングラー」と「フィッシャーマン」「釣り師」との違いは?

アングラーと同様な意味を持つ英語表現として「フィッシャーマン(fisherman)」があります。

ただし、フィッシャーマンは「漁師」に対する呼称として用いられることが多いようです。

魚を捕る行為そのものは両者に共通するものの、より大量に漁獲して利益を得るフィッシャーマンとは異なり、アングラーは一匹一匹と対峙する時間を楽しむ趣味的な要素が強いと言えます。

また、前述した語源的にもアングラーには「釣り針」が必須ですが、フィッシャーマンが仕事で用いる道具は「銛」や「網」が中心です。

ちなみに、日本語には「釣り師」という言葉がありますが、こちらはフィッシャーマンよりもアングラーに意味が近いでしょう。

「アングラー」の例文・用例

アングラー

アングラーを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●プロアングラーになりたい。
●堤防に多くのアングラーが立ち並ぶ。

SNSでの「アングラー」の使われ方

「アングラー」の類義語

アングラーの類義語は、「フィッシャーマン」です。

フィッシャーマンは、漁師のことです。

「アングラー」の対義語・反意語

アングラーの対義語・反意語はありませんでした。