「バーニャカウダ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「バーニャカウダ」の意味とは
バーニャカウダとは、オリーブ油をベースに、ニンニクとアンチョビを加えてつくったソース、またはそれをつけて食べる料理のことです。
バーニャカウダは、イタリア北部にある寒さの厳しいピエモンテの郷土料理で、元々は農民が体を温めるため食べていたものです。酪農が盛んなピエモンテで作られる昔ながらのバーニャカウダは、バターや生クリームなどの乳製品を使用した、こってり濃厚な味わいを特徴としていました。
「フォイョ」と呼ばれる小鍋で温められた熱々のソースに、主に生野菜や茹でたいも類をディップして食べます。日本では前菜やおつまみとして人気のあるバーニャカウダですが、本場ピエモンテでは熱々のソースの入った鍋を囲みながら賑やかに食べるので、日本の冬の鍋料理と同じような感覚で親しまれています。
「バーニャカウダ」の語源
バーニャカウダ(Bagna càuda)の語源はイタリア語で、「バーニャ」にはソース、「カウダ」には熱い(または温かい)という意味があります。つまりバーニャカウダは、イタリア語で「熱々の(温かい)ソース」ということ。ちなみに、冷やした場合はバーニャカウダではなく「バーニャフレイダ」と呼びます。
「バーニャカウダ」と相性の良い食材
野菜が中心というイメージの強いバーニャカウダですが、野菜以外の食材をつけて食べるのもおすすめです。特に、ソースと相性が良いといわれているのがマッシュルームなどのきのこ類です。また、火を通した鶏肉や豚肉、牛肉、焼いた白身魚、パンをソースにつけて食べるのもおすすめです。
なお、本場イタリアでは、一通り食べ終えたら、残ったソースに卵を割り入れてスクランブルエッグにして食べるのが定番です。
「バーニャカウダ」の例文・用例
バーニャカウダを使った例文・用例を紹介します。
●この前予約したイタリアン、バーニャカウダの盛り付けすごくおしゃれなんだ。
●持ち寄りパーティーにバーニャカウダを作ろうと思っている。
SNSでの「バーニャカウダ」の使われ方
たっぷり野菜のバーニャカウダ✨ pic.twitter.com/C2MlqUHP1A
— 食い道楽 (@kuidourakusan) November 28, 2021
やまたか農場の野菜を、バーニャカウダにしてもらいました。オサレ♡
手作りの果実酢もあり、これまた美味♡控えめに言って、最高⭐️ pic.twitter.com/KivtA8PvXW
— ちゃこ? 農LIFE×outdoor? (@chaco_agrigirl) November 30, 2021
「バーニャカウダ」の類義語
バーニャカウダの類義語は、「バーニャフレイダ」です。熱々のソースではなく、冷やしたソースを用いた場合、このように呼ばれます。
「バーニャカウダ」の対義語・反意語
バーニャカウダの対義語・反意語はありませんでした。