「デシャップ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「デシャップ」の意味とは

デシャップとは、厨房で出来上がった料理を、ホールの接客担当者に渡すことや、渡す人という意味です。

「デシャップ」の語源

デシャップの語源は、英語の「Dish up」で、「料理の盛り付け完了」という意味を表しています。

「デシャップ」の役割

デシャップはホールとキッチンを連携させ、お客様に対し速やかに料理を出す役割を持っています。
担当する人材は店により異なりますが、多くの場合は店全体をコントロール可能なスキル、もしくは権限を持った人が担当します。
コース料理を出す高級店などでは、店長やオーナークラスが担当することがほとんどです。
また、席数が多い店では、デシャップを専門に行うスタッフを置き、逆に小さなお店ではキッチンのスタッフが兼任することが多いようです。
アルバイトがスタッフの多くを占めるチェーン店などでは、バイトリーダーが担当することもあります。

「デシャップ」の仕事内容

デシャップは、以下のような仕事を行います。

伝票管理

お客様からの注文伝票を管理し、ホールの状況をキッチンに伝えます。
料理が遅くなったり、うっかり作っていなかったなどのミスが起きないよう、スタッフと随時コミュニケーションを取ることが大切です。
そのためにも、料理を作るための時間や、キッチンの流れをある程度知っておくことが必要となります。

スタッフへの指示

店の混雑時は、デシャップは伝票管理に集中する必要があります。
要領よく注文の料理を作るために、順番を変えて調理を行う場合もあり、そういった指示もデシャップが出すことが少なくありません。
キッチンからホールにミスなく料理を運ぶよう、的確に指示を出します。

料理の最終チェック

仕上がった料理がきれいに盛り付けられているか、量が均一化など、料理の最終チェックを行います。
あらかじめ完成形をキッチンと共有しておくことで、仕上がりチェックを素早く行うことが可能です。

「デシャップ」の例文・用例

デシャップ

デシャップを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●私、どうしてもデシャップだけは苦手なので…盛り付けはお願いします。
デシャップの仕事を見学したくて、一番見やすいカウンター席に座った。

SNSでの「デシャップ」の使われ方

「デシャップ」の類義語

デシャップの類義語はありませんでした。

「デシャップ」の対義語・反意語

デシャップの対義語・反意語はありませんでした。