「アイデンティティ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「アイデンティティ」の意味とは
アイデンティティとは、主体性、自己同一性 、独自性という意味です。
心理学や社会学の分野では、「自己が時間の経過や変化に関わらず、連続する同じものであること、それを確信できる自我を持っている」ことを指します。
これをわかりやすい言葉に言い換えると、「自分らしさを認識していること」になります。
他者から見た自分ではなく、自分自身がそれを自覚していることが「アイデンティティ」です。
例えば、「アイデンティティが確立している」は、「自分が一体どんな存在なのかを理解している」状態です。
なお、「アイデンティティ」がコンピュータ関連で使われる場合は、「識別」や「一致」という意味を指します。
ビジネスのシーンやカウンセリングなど、様々なシーンで登場する言葉ですが、分野ごとで示す意味合いは微妙に異なっているため、注意が必要です。
「アイデンティティ」の語源
アイデンティティの語源は、英語の「identity」です。
意味は「アイデンティティ」と同じく、「自己同一性」です。
「アイデンティティ」の派生パターン
アイデンティティには2つの派生があります。
アイデンティティークライシス(identity crisis)
「自己認識の崩壊の危機」を表します。
自分の存在意義を見失ってしまうような状態です。
アイデンティフィケーション(identification)
意味は「身元の確認」です。
「ID」と略して表現されることもあります。
「アイデンティティ」の例文・用例
アイデンティティを使った例文・用例を紹介します。
●会社としてのアイデンティティを確立する必要がある。
●親としてアイデンティティを見出せるようになったのはつい最近です。
SNSでの「アイデンティティ」の使われ方
おにぎりのしてのアイデンティティが… pic.twitter.com/mW2KTpDTYa
— 島 順太 (@yoshimatyu) October 14, 2020
アイデンティティが崩壊してる pic.twitter.com/072fcQQqkZ
— しっかり蟹兵衛 (@h_yagi33) October 17, 2020
「アイデンティティ」の類義語
アイデンティティの類義語は、「パーソナリティ(personality)」です。
意味は、「その人の個性」「その人らしさ」です。
ただし「アイデンティティ」が「自分が見た自分」であるのに対し、「パーソナリティ」は「他者が見た自分」となる点で、両者の意味は異なります。
「アイデンティティ」の対義語・反意語
アイデンティティの対義語・反意語はありませんでした。