「コン・エレガンツァ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「コン・エレガンツァ」の意味とは
コン・エレガンツァとは、優雅にという意味の演奏記号です。
「コン・エレガンツァ」の語源
コン・エレガンツァの語源は、イタリア語の「con eleganza」です。
「eleganza」は名詞で、「優雅、上品、優美」と和訳されます。
「con」とは、イタリア語で使われる前置詞のひとつで、「~と、~と共に」「~をもって」といった意味があります。英語でよく使われる「with」や「by」に近い表現です。
コン・エレガンツァの場合は「優雅と共に(演奏する)」=「優雅に(演奏する)」という指示になります。
「コン・エレガンツァ」の特徴
コン・エレガンツァは演奏記号の中で「発想記号」という種類に分類されます。これは演奏時の心づもりなどを指示する記号のことで、「曲想標語」とも呼ばれます。
品位を持って、優雅に演奏するという指示をする際、譜面の最初に表記されているのが一般的です。
クラシックの曲ではタイトルに演奏記号の名前が入っていることも多く、コン・エレガンツァも例外ではありません。
例えば、ガブリエル・ピエルネによる「アンダンテ・コン・エレガンツァ」や、ヅィメルマンによる「24の練習曲 Op.21」の第22楽章「スピリトーソ・コン・エレガンツァ Op.21」などに使われています。
「コン・エレガンツァ」の例文・用例
コン・エレガンツァを使った例文・用例を紹介します。
●この曲はコン・エレガンツァを意識して上品に演奏しましょう。
●素敵なピアノの音色だなぁ。コン・エレガンツァだね。
SNSでの「コン・エレガンツァ」の使われ方
ん〜…今日もいい音色だったよ。
大空に響くラプソディ。どんな激しい音色なのかと音を待てば、それはコン・エレガンツァ。
音は流れて止まらない。ああ、早く、早く、また広い舞台で歌いたい。
— シュリニヴァーサ@フロS (@srinivasa_ss) August 7, 2017
ワテクシの108ある持病の一つ
カレー食べたい病が悪化したので
朝昼連続コンビニカレー食べました。
以下比較。「711のアンギラス的な何か」
450円。甘口です。でっかい肉
がゴロゴロで満足感があります。
妙な粉は胡散臭いので放置。
音楽的にはコン・エレガンツァ。
或いは冬のスキー場。— Iz (@JinchinoKyoukai) November 28, 2017
「コン・エレガンツァ」の類義語
コン・エレガンツァの類義語は、「グラツィオーソ(grazioso)」です。
こちらも「優雅に、気品をもって」という意味の発想記号です。
「コン・エレガンツァ」の対義語・反意語
コン・エレガンツァの対義語・反意語はありませんでした。