「クランクベイト」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「クランクベイト」の意味とは
クランクベイトとは、丸みを帯びた小魚のようなボディと、口元に付いているリップが特徴的なルアーのことです。
リップとは、主にプラスチックや金属で作られる小さな板状のもので、大きさや角度によって水中を潜行する深度が異なります。
どのようなリップのものを選べば、ターゲットの水深を的確に狙えるのか予測できるため、レンジコントロール(※)がしやすいルアーとして知られています。
※レンジコントロール:ルアーが潜行する水深を調整すること
一般的にブラックバスを釣る時に用いられるルアーであり、左右に小刻みに振動するウォブリングアクションと左右に反転するローリングアクションによって、ターゲットの注意を向けさせます。
「クランクベイト」という用語の由来に関しては確かな情報源はありませんでしたが、往復運動を回転運動へと変える機械装置である「crank」と動物を捕獲する餌を指す「bait」を繋げた表現だと考えられます。
「クランクベイト」の各部位
クランクベイトは、主に以下のような部位によって構成されています。
・ボディ
・リップ
・フック(2本)
・アイ(3か所)
ボディは文字通り、ルアーの身体の部分のことで、丸々とした小魚のような形状をしているのが一般的です。
サイズやカラーバリエーションは多種多様で、それぞれ魚の反応が異なります。
前述の通り、リップはボディの口元部分に装着されている小さな板のことです。
リップ(唇)というよりかは舌のようにも見えなくもありません。
フックは普通のルアーと同様に、フロント(前方)とリア(後方)に一つずつ付いています。
アイ(器具や糸を繋げるためのリング)は、主にフックの装着用がボディのお腹~尻尾の部分に2か所、釣り糸の結束用がリップに1か所あります。
「クランクベイト」の種類・タイプ
クランクベイトの種類・タイプは、以下のような基準で振り分けられることが多いです。
・潜行する水中の深さ
・ボディの形状
・リップの形状
例えば、表層付近の魚を狙いたい場合には「シャロータイプ」のクランクベイト(シャロークランク)を選択すると良いでしょう。
同様に、中層なら「ミッドタイプ(ミッドクランク)」、より深い層を狙うなら「ディープタイプ(ディープクランク)」が最適です。
また、ボディの形状には「ラウンドタイプ」と「フラットサイドタイプ」とがあります。
ラウンドタイプは、オーソドックスな丸々とした体型のボディで、浮力がありアクションも激しいのが特徴です。
フラットサイドタイプは、ボディの側面が平べったい形状のボディで、ラウンドタイプほどアクションに派手さはありません。
一方、リップの形状は「ラウンドリップ」「スクエアリップ」「コフィンリップ」に大別され、機能的には障害物の回避能力に違いが出てきます。
沈み木や植物などの柔らかい障害物の回避ならラウンドリップ、岩などの硬いものにはスクエアリップ、泥や植物が岩に絡んでいるようなポイントではコフィンリップが有効です。
「クランクベイト」の例文・用例
クランクベイトを使った例文・用例を紹介します。
●クランクベイトでレンジを調整しながら魚の反応を伺う。
●色んなリップのクランクベイトをローテーションしてみる。
SNSでの「クランクベイト」の使われ方
今気づいたんですが、拾ったクランクベイトかなりお疲れのようです? pic.twitter.com/utWBNufWDL
— THE BASS (@TBFP0707) October 22, 2021
50mmクランクベイトの流れシミュレーション結果。
左が上と横から見たルアーの動き、右がルアー後方の流れを渦度で可視化したもの。クランクベイト後方の流れは、私の想像より複雑な流れになっているっぽくて興味深い。 pic.twitter.com/q7V2Dy3Vw2
— 産業道路 (@kumakuma918) October 19, 2021
「クランクベイト」の類義語
クランクベイトの類義語はありませんでした。
「クランクベイト」の対義語・反意語
クランクベイトの対義語・反意語はありませんでした。