「ニョッキ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ニョッキ」の意味とは
ニョッキとは、小麦粉とじゃがいもを練って作る団子の形をしたパスタのことです。イタリア料理のひとつです。
「ニョッキ」の語源
ニョッキはイタリア語で「gnocchi」と書きます。「塊」や「団子」という意味を持つ単語の複数形です。
6〜7世紀ごろ、現在でいうイタリア周辺ではランゴバルト語という言語が使用されていました。ランゴバルト語には、木の節目を意味する「ノッカ(knokka)」という言葉があったのですが、そこから派生して、指の節目を意味する「ノッカ(nocca)」という言葉が生まれました。ニョッキは、この「ノッカ」が由来であると言われています。
「ニョッキ」の歴史
ニョッキは、古代ローマの時代から食べられてきた伝統ある料理です。現在はジャガイモと小麦粉で作るのが主流ですが、16世紀に南アメリカからジャガイモが伝わりイタリアでも栽培されるようになるまでは、小麦粉のみで作られていました。
また、イタリアには「木曜日はニョッキ」という言葉があります。キリスト教では、金曜日は「聖なる日」として食事を質素にする風習があり、その前日である木曜日に腹持ちの良いニョッキを食べることが多かったためです。
「ニョッキ」の作り方
ニョッキの作り方を紹介します。
まず、じゃがいもの皮を剥いて1センチ幅に切り、鍋に入れます。水をひたひたに入れ、串が簡単に通るようになるまで茹でましょう。茹で上がったら水を切り、熱いうちにつぶします。そこに、強力小麦粉と塩をを加えてこねてください。
生地が耳たぶくらいの硬さになったら、一口サイズにちぎって平丸型に整えましょう。フォークの背などを押し付けてギザギザの模様を付け、味が絡みやすいようにします。沸騰したお湯に入れて中火で茹で、浮き上がってきたら完成です。
食べる際には再度軽く茹で、パスタソースなどで味付けすると良いでしょう。
なお、ここで紹介したつくりかたは一例にすぎず、ほかにかぼちゃを使ったニョッキや、片栗粉と薄力小麦粉を使ったニョッキなどもあります。
「ニョッキ」の例文・用例
ニョッキを使った例文・用例を紹介します。
●今日のランチは、ジャガイモのニョッキにクリームソースを絡めて食べました。
●イタリアに行った時に食べたニョッキを使った料理を再現してみる。
SNSでの「ニョッキ」の使われ方
今日の晩ごはんは、カボチャのニョッキとミニトマトの生ハム巻きです???#料理記録#料理好きな人と繋がりたい#料理好きと繋がりたい#自炊#おうちごはん#Twitter家庭料理部#お腹ペコリン部#お腹ぺこりん部pic.twitter.com/h3EacxzL3o
— シンシアさん (@batterfly_nono) May 1, 2021
たらこソースのニョッキ。
めちゃんこ簡単なんですよね。
動画にした際はぜひ。 pic.twitter.com/a5HPpe86Ry— ささみ@自宅料理人 (@sasami333777) April 30, 2021
「ニョッキ」の類義語
ニョッキの類義語はありませんでした。
「ニョッキ」の対義語・反意語
ニョッキの対義語・反意語はありませんでした。