「プラセボ/PO」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「プラセボ/PO」の意味とは

プラセボ/POとは、本物の薬のような見た目をしていますが、効き目がある成分は入っていない偽薬のことを指しています。

また、それをプラセボだと知らないで服用した人が、効果がある薬と思い込むことによって体調がよくなったり、症状が改善したりすることを「プラセボ効果」といいます。

「プラセボ/PO」の語源

プラセボ/POの語源は、ラテン語の「placebo」です。ラテン語で「喜ばせる」という意味を持つ「placere」の未来形で、カトリックにおける死者のための祈りの中でよく使われる言葉でした。

その後、葬式の場で亡くなった人のことを偲んで泣いている演技をする「泣き屋」という職業のことも指すようになり、そこから転じて「実際には効果がないが、よくなるはずだと思い込ませて患者を満足させる偽薬」のことをプラセボと呼ぶようになったのです。

なぜ「プラセボ/PO」が必要なの?

プラセボ/POは、主に治験の際に使われます。治験とは、参加者に「薬の候補」を使用してもらい、効果や安全性を確かめ、正式な薬だと国に認定してもらうための試験のことです。

「薬を飲んだからよくなるはず」という気持ちが病気を治すこともありますので、治験では、あえてプラセボを使ってもらう人も選んでおき、なおかつ選ばれたことは本人や担当医に知らせないようにします。これによって、人間の気持ちで症状が変化するという面を排除し、より科学的に薬の効果を確認することができるのです。

「プラセボ/PO」の問題点

プラセボは、病気を治そうとして治験を受けにくる参加者の治療の機会を奪っているという点で、倫理的に問題があるのではないか、という声があります。確かに、効果があると思って飲んでいた薬が偽物だったら、騙されたと思いますよね。

ただし、プラセボを使用することは、新たな薬を開発して多くの人を救うためにどうしても必要なことです。そのため、治験の参加者を募集する際には、ブラセボにあたってしまう可能性があることを十分に説明し、理解してもらうことが大切です。

また、癌やてんかんなど、重い病気の人にはプラセボを使った治験をしてはならないと決められています。

「プラセボ/PO」の例文・用例

プラセボ

プラセボ/POを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●頭痛に効くと言われて飲んだお茶が、実際はただのほうじ茶だった。しかし、プラセボ効果からか、すっかり治ってしまった。
●漢方を飲んでいるのだが、効いているのかプラセボなのかわからない。

SNSでの「プラセボ/PO」の使われ方

「プラセボ/PO」の類義語

プラセボ/POの類義語には、「プラシーボ」「ダミー」などがあります。意味はプラセボと同じく、見た目は薬ですが、効果がある成分は入っていない偽薬のことです。

「プラセボ/PO」の対義語・反意語

プラセボ/POの対義語はありませんが、プラセボ効果と対になる言葉に「ノセボ効果/ノーシーボ効果」というものがあります。

ノセボ効果/ノーシーボ効果とは、ある薬に副作用があると思い込むことで、それが偽薬であるにもかかわらず副作用が出てしまう現象のことをいいます。