「リーズナブル」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「リーズナブル」の意味とは
リーズナブルとは、本来は「道理にかなった」「筋の通った」という意味の言葉です。
現状、日本語では価格のことを示すために使われることが多いようです。
その場合もただ単に安いことを表すのではなく、質・量・機能などから考えて、妥当な値段だと思えるものに対して使います。
「お手頃な」「手頃な」「適正な」などでも置き換えることが可能です。
ですので、「リーズナブルな価格」という言葉でピンとこない人には、「お手頃な価格」と言い換えて伝えてあげるとわかりやすいでしょう。
あえてニュアンスが異なるとすれば、「リーズナブルな価格」は購入する側が使う言葉、「お手頃な値段」は丁寧な言い回しからも見受けられるよう、どちらかというと販売する側が使うのがしっくりくる言葉のようです。
「リーズナブル」の語源
古フランス語の「raisonnable」が元になっており、遥か昔の1300年代に使われるようになった単語です。
そしてそれを語源とした英語が「reasonable」、さらにカタカナ言葉となって日本で使われるようになったのが「リーズナブル」です。
現在の日本では、日常の言葉として定着してきています。
「リーズナブル」の英語表現
英語では、「リーズナブル」の表記は“reasonable”となります。
「理由」という意味の“reason”(リーズン)、そして「適切な」という意味の“able”(エイブル」。二つの言葉が合わさってできた言葉です。
主な意味は、「合理的である」「道理に合っている」ですが、特に価格のことを表現する場合は「値段の割にお得」「お手頃な価格」という意味で使用されます。
「リーズナブル」の利用時の注意点
混同されがちですが、「リーズナブル」は、ただ単に「値段が安い」という意味の言葉ではありません。
語源からもわかる通り、「きちんとした理由がある妥当な値段=値段の割にお得」ということを示します。
また、「リーズナブル」は否定的な意味を持たない言葉です。
例えば、「今日のランチはいまひとつおいしくなかった。値段も相応にリーズナブルだった」などと表現してしまうと、使い方としては間違いとなります。
あくまで妥当であったことを指し示すのです。
品質を伴わず、ただ単に価格が安い場合は「cheap(チープ、安い)」と表現します。
「リーズナブル」の例文・用例
リーズナブルの例文は以下のようになります。
「ホテルの宿泊価格を聞いた時、正直とても高いと思ったが、サービスやアメニティなどを考えるとリーズナブルな価格だった」
「普段は手を出せない価格のパソコンだが、今週いっぱいはセールでリーズナブルな値段で買えるらしい」
SNSでの「リーズナブル」の使われ方
本日、七福寄席です。
毎月第3水曜は上方落語協会より派遣のお二方が2部制で落語を披露。各回1席ずつ鑑賞できます。
空きが有れば当日券も、西二階町商店街事務所まで
姫兎、営業中。
姫路産品の革を使い姫路で縫製した作家物を販売中。
女性作家さんの姫路にしかない商品をリーズナブルに販売中。 pic.twitter.com/9b3UVRai6M
— ともぴーと姫兎 (@to_chan_0409)
2020
【定食屋】肉屋食堂
鶴岡市絶景ロースト
ビーフ丼!
山のように盛り付けられたローストビーフの天辺に添えられた卵黄を溶きながら食べるのは至高インスタ映え必至な肉3倍盛りは必食
全体的な値段もリーズナブルで、肉屋と言うだけあって肉のメニューが豊富で美味しい pic.twitter.com/KCtjnkQoUM
— 山形県グルメ・食べ
歩き情報@mira (@mira79901016) September 14, 2020
「リーズナブル」の類義語
リーズナブルの類義語は、「コスパがいい」です。
英語の「costperformance(コストパフォーマンス)」の略語で、日本語での意味は「費用対効果が優れている」です。
「リーズナブル」の対義語・反意語
リーズナブルの対義語は、「unreasonable(形容詞)理性的でない、道理をわきまえない。」です。
現在のところ一般的にはそれほど使われておらず、むしろ「リーズナブルではない」という表現が使われています。