「シザーカット」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「シザーカット」の意味とは

シザーカットとは、ハサミを使って髪を切ることです。

「シザー」は英語で「ハサミ」を意味する「scissors」が由来です。

ちなみに、英語では一本のハサミに対しても「scissors」と複数形で用います。

シザーカットは主に美容室や床屋で用いられる基本的なテクニックの一つです。

剃刀やバリカンを使ったヘアスタイリングと比べて、時間はかかるものの微調整がしやすいのが特徴です。

「シザーカット」の切り方の種類

シザーカットの切り方にも様々な種類があります。

例えば、基本的なシザーカットとして、以下の4種類を挙げることができます。

・ブラントカット
・チョップカット
・ストロークカット
・スライドカット

ブラントカットは最もオーソドックスなテクニックの一つで、手に持った髪の毛に対して垂直に切っていく方法です。

一直線上のくっきりとしたラインになります。

一方、チョップカットは髪の毛に対してほぼ平行にハサミを入れることによって、毛先の長短がランダムになり、より自然なラインに仕上がります。

また、ストロークカットは毛束を地面に対して垂直に持ち上げ、下側の髪の根元から上側の毛先に向ってカットしていく手法です。

髪の外側が長く、内側が短くなるため、全体として丸い印象になります。

スライドカットはストロークカットとは反対に下側の毛先から根元に向ってカットしていきます。

髪の外側が短く、内側が長くなるため、全体のボリュームが抑えられます。

「シザーカット」のハサミの種類

シザーカットで使われるハサミにも多種多様なバリエーションが存在します。

ハサミを分類する基準として、主に以下の3つの観点があります。

・用途
・刃
・ハンドル

ハサミを使う用途は基本のカットだけでなく、ドライカットやセニングカット等があり、美容室や床屋ではそれぞれの用途に合った専用のハサミを用意しているのが一般的です。

また、目的のヘアスタイルやカット手法によって、それに相応しい刃のタイプがあります。

例えば、ブラントカットなら「直刃(ちょくば)」「柳刃(やなぎば)」、ストロークカットやスライドカットなら「笹刃(ささば)」「鎌刃(かまば)」のハサミが用いられることが多いです。

ちなみに、セニングカット用のハサミには「正刃(せいば)」「逆刃(ぎゃくば)」「段刃(だんば)」等が使われます。

一方、「使いやすさ」「持ちやすさ」の観点から言うとハンドルも重要です。

ハンドルとは、ハサミの指を入れる部分のことです。

最もオーソドックスなハンドルは「メガネハンドル」で、一般的に他のハンドルに比べて穴が大きく、また左右対称な設計が施されています。

使いこなすには慣れが必要ですが、上達すればハサミ一本で多種多様なヘアスタイルに挑戦できます。

一方、より持ちやすさに特化されているのが「オフセットハンドル」です。

あえて左右の穴が段違いに作られており、人間の指にフィットしやすい構造になっています。

ブラントカットだけなら「オフセットハンドル」、スライドカットやチョップカット等の様々なテクニックに応用を利かせたい場合は「メガネハンドル」が使われることが多いです。

「シザーカット」の例文・用例

シザーカット

シザーカットを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●専門学校でシザーカットの練習に励む。
シザーカットで使うハサミを一式揃える。

SNSでの「シザーカット」の使われ方

「シザーカット」の類義語

シザーカットの類義語はありませんでした。

「シザーカット」の対義語・反意語

シザーカットの対義語は、「レザーカット」です。

レザーカットとは、剃刀を使って髪を切るテクニックのことです。

主にシザーカットよりもナチュラルな印象に仕上げたい時に用いられます。