「スプーン」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「スプーン」の意味とは

スプーンとは、釣り用語で小さな金属板にフックを取り付けただけのルアーのことです。

食器用スプーンの先端部分に似ていることから「スプーン」または「スプーンルアー」と呼ばれています。

とてもシンプルな形状をしていますが、ボディに当たる鋭い反射光や水中の振動によって、魚を誘うことができます。

主に、ニジマスをはじめとしたトラウトフィッシングに用いられることが多いですが、近年ではソルトウォーターフィッシングでもスプーンを好んで使う人が増えてきています。

ちなみに、スプーンは最も古い歴史を持つルアーの一つです。

一説によれば、食事用として持って来ていたスプーンを誤って湖に落としてしまったところ、水底へと沈んでいくスプーンに魚が食らい付いたことから、ルアーとして考案されたそうです。

このように一番最初のルアーは本当に食器用スプーンだったのかもしれませんね。

「スプーン」の付け方・使い方

スプーンは非常に扱いやすく、初心者にも人気の高いルアーの一つです。

ライン(釣り糸)への取り付け方に関しても、基本的に好みのノット(結び方)でしっかり結べば問題ありません。

ただし、スプリットリングの代わりにスナップを使って装着する場合には、サイズに注意しましょう。

スナップが大き過ぎるとスプーンのアクションに影響するため、必ず適度なサイズのスナップを用意した方が良いです。

また、スプーンはシンプルな見た目ですが、種類や商品によって様々な形状・カラーのものがあります。

スプーンを使って釣りに出掛ける時には、数十種類のスプーンを持っていくのがおすすめです。

スプーンの泳がせ方は基本的にリトリーブ(ただ巻き)で、水の抵抗による動きによって魚を誘いこみます。

形状・色の異なるスプーンをリトリーブでローテーションしていき、ヒットパターンを探し出しましょう。

「スプーン」の種類

スプーンの形状は6種類あります。

形状によってアクションが異なるため、フィールドや魚の活性によって使い分けてみると良いでしょう。

以下で各種の特徴を簡単に紹介します。

・コロラド
最もオーソドックスな種類で、後方に重みがあるため遠くに飛ばせます。
また、沈みやすいため中層~ボトムの魚を狙うのに適しています。

・リーフ
「葉っぱ」をかたどったスプーンで、コロラドよりも細く軽いです。
主に表層~中層の魚がターゲットです。

・ウィローリーフ
リーフをS字に湾曲させたスプーンです。
水の抵抗を受けやすい形状のため、ゆっくり巻いても動きを作れます。

・ティアドロップ
「涙のしずく」のような形状をしています。
浮き上がりやすいのが特徴で、表層の魚を狙いたい時におすすめです。

・ベンダー
「くの字」に曲がったスプーンです。
曲がり具合によってアクションが異なります。

・ハイブリット
一般的にコロラドとベンダーを組み合わせた形状を指しますが、各タイプと一致しないユニークな形状を指すこともあります。
独特なアクションになることが多いため、他のタイプに魚がスレている場合に有効です。

「スプーン」の例文・用例

スプーン

スプーンを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●渓流釣りでスプーン投げたい。
●今朝はスプーン巻いてバスを釣った。

SNSでの「スプーン」の使われ方

「スプーン」の類義語

スプーンの類義語はありませんでした。

「スプーン」の対義語・反意語

スプーンの対義語・反意語はありませんでした。