「ウェディングハイ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-05-02

「ウェディングハイ」の意味とは

ウェディングハイとは、結婚が決まり周りのことを考えられない状態という意味です。

「ウェディングハイ」とは、上記のように結婚が決まることでハイテンションとなることが原因で起きる状態を指す単語です。

「結婚をする、できる」という事実だけに引っ張られ、喜びのあまり自己中心的になってしまうといのが具体的な症状です。

「結婚=幸せ」と短絡的に考えることから起きることのため、花嫁となる女性に対して使われることがほとんどとなります。

「結婚したこと」に浮かれる女性を的確に表した言葉であるほか、そうした女性を揶揄するために使われる単語とも言えるでしょう。

使われるシーンから結婚が決まった人のうち、「イタい」や「迷惑」や「呆れる」言動をする女性全般を指す単語という認識で間違いはありません。

「ウェディングハイ」の語源

ウェディングハイの語源は、ランナーズハイです。

語源である「ランナーズハイ」は、継続的な運動によって引き起こされる一時的な多幸感を表しています。

主には喜び、深い満足感や高揚感などを感じることであり、原因には脳内麻薬の分泌が関わっているのです。

ランナーズハイでは継続的な運動のうち、マラソンなどの長距離走で使われていることで認知度が広がりました。

通常とは異なる状況下で、脳内麻薬によって多幸感を感じているという症状がポイントです。

こうしたランナーズハイの状態になぞらえて作られた単語が、ウェディングハイとなっています。

「通常ではない状態」における「多幸感」が語源ですので、やはり揶揄する意味合いが含まれた単語と言えるでしょう。

結婚による嬉しさを周りが祝福する意味合いは一切無く、迷惑だと思うことや相手に対して使う単語と言えます。

「ウェディングハイ」の具体的な特徴

ウェディングハイは、その言動に具体的な例がある単語です。

周りに迷惑をかけるほどテンションが上がっている店がポイントで、以下のような具体例が挙げられます。

  • 独身女性にやたらと結婚を勧める
    →「結婚=幸せ」という思考になっているため、その価値観をやたらと他人に押し付け始める特徴的な行動事例となります。
  • SNSで結婚関連の話題を投稿しまくる
    →結婚準備から結婚式、新婚生活の内容を事細かに投稿する事例です。
    周りからすれば「しつこい」、あるいは「自慢」といった内容にしか見えないことがほとんどとなります。
  • 結婚についてを女性の友人にしつこく相談をする
    →こちらも特徴的な行動事例です。
    自分の結婚のことで頭がいっぱいのため、他人の迷惑すら考えられない状況となっています。
    毎回同じような質問をされる側からすれば、これ以上の迷惑はないでしょう。
  • 結婚式でゲストへの配慮ができない
    →実際の結婚式でも自分のことばかりとなってしまう代表的な事例です。
    結婚式では自分が主役であると思い込み、ワガママな要望を通してしまいます。
    呼ばれて来ているゲストからすれば、迷惑となることに気付けないほど浮かれている象徴的な行動です。

「ウェディングハイ」の例文・用例

ウェディングハイを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●彼女のウェディングハイ にはいい迷惑をしているよ。
●そのウェディングハイでの言動で、後の友人関係まで壊すことになると思うよ。

SNSでの「ウェディングハイ」の使われ方

「ウェディングハイ」の類義語

ウェディングハイの類義語は、「ランナーズハイ」です。
意味は、上記の語源で説明した状況下での多幸感です。

語源となっている特定の単語があるため、こちらが類義語となります。

「ウェディングハイ」の対義語・反意語

ウェディングハイの対義語は、「マリッジブルー」です。
意味は、結婚が決まった後に一時的に落ち込むことです。

ウェディングハイは、テンションが上がっている様子を指した単語でした。

そのため落ち込む様子を表す、上記の単語が対義語として挙げられます。