「支那竹(しなちく)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「支那竹(しなちく)」の意味とは

支那竹(しなちく)とは、「麻竹(まちく)」という種類のたけのこを蒸してから発酵させ、調味した加工品

のことです。
支那竹の原料は、亜熱帯性タケ類に属する麻竹の若芽(たけのこ)で、100㎝ほどに成長させてから収穫したものです。主に中国南部や台湾で栽培されているため、中国や台湾で収穫・加工された麻竹を輸入したものが多く食べられています。支那竹は繊維が多く、シャキシャキとした食感が特徴で、特有の香りと甘み、酸味があります。

日本では明治時代から食べられており、ラーメンや中華そばのトッピングとして使われることが多い食材ですが、麺類の上にシナチクをのせる習慣は日本独特のもので、本場中国や台湾では、おつまみや炒め物などにして食べるのが一般的です。

「支那竹(しなちく)」の語源


支那竹の語源は、かつての中国の呼称「志那(しな)」と「竹」を合わせたものです。しかし、第二次世界大戦後、中国政府から「志那」という呼び名に対する抗議があったことを受け、「支那竹」という名称を「メンマ」と改めるようになりました。ただし、日本では支那竹という呼び方も相変わらず使われています。ちなみに、メンマの語源は、「麺の上にのせる麻竹」の略語といわれています。

「支那竹(しなちく)」の例文・用例


支那竹(しなちく)を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●自家製ラーメンには必ず支那竹(しなちく)を入れるようにしている。
支那竹(しなちく)のコリコリとした食感が、ラーメンのアクセントになる。

SNSでの「支那竹(しなちく)」の使われ方

「支那竹(しなちく)」の類義語

支那竹(しなちく)の類義語は「メンマ」です。意味は同じです。

「支那竹(しなちく)」の対義語・反意語

支那竹(しなちく)の対義語・反意語はありませんでした。