「名古屋場所」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-03-15

「名古屋場所」の意味とは

名古屋場所とは、公益財団法人日本相撲協会によって定期的に行われる大相撲の興行のうち、7月に名古屋で行われる興行という意味です。

「名古屋場所」の語源

名古屋場所は、愛知県名古屋市で行われる興行であることから、そう呼ばれるようになりました。

「名古屋場所」の特徴

名古屋で大相撲の興行が実施されるようになったのは、1958年からで、6場所の中では一番最後でした。

日本相撲協会と中日新聞社が共催となって開催されています。
相撲協会以外の団体が本場所の主催元となっているのは名古屋場所だけです。

「名古屋場所」の注意事項

2020年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、大人数での移動を避けるため、名古屋場所の開催は中止となり、東京の両国国技館での開催となりました。
初日は通常の開催より2週間遅い7月19日で、千秋楽は8月2日となり、1965年7月場所以来に本場所が月をまたぎました。
当初無観客での開催を予定していたものの、観客を入れてのイベント制限が緩和されたことで2500人程度の観客を入れて開催されました。
主催については、通常通り中日新聞社との共催で行われ、報道などでは正式名の「七月場所」が使用された。

「名古屋場所」の英語表現

英語では、大相撲の「本場所」を「a grand sumo tournament」「a regular sumo touenament」と表現します。
「名古屋場所」は、「名古屋で開催される本場所」という意味なので、「a grand sumo tournament at Nagoya」となります。

「名古屋場所」の表現の広がり

名古屋場所は、「荒れる名古屋」と言われ、夏場の開催で気温が高く、力士は体調管理が難しいため、調子を崩す力士も多いです。
「熱帯場所」、「南国場所」という異名もあります。

「名古屋場所」の開催場所

名古屋場所は、愛知県名古屋市にある「愛知県体育館」で開催されます。
約7500人が収容でき、名古屋城の近くにあります。

「名古屋場所」の派生パターン

大相撲の本場所は、年6場所制になり、奇数月に場所が開催されています。
1、5、9月が東京の両国国技館での開催で、それ以外の月は、大阪、名古屋、九州の地方開催になります。
名古屋場所以外の場所は、次のように呼ばれています。

1月場所、初場所

1月に東京の両国国技館で実施される大相撲の興行です。

3月場所、大阪場所、春場所

3月に実施される大相撲の興行です。大阪で開催されることから「大阪場所」の呼び方も一般的です。

5月場所

5月に東京の両国国技館で実施される大相撲の興行です。

9月場所、秋場所

9月に東京の両国国技館で実施される大相撲の興行です。

11月場所、九州場所

11月に実施される大相撲の興行です。福岡で実施されることから「九州場所」の呼び方もあります。

「名古屋場所」の例文・用例

名古屋場所

名古屋場所を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

名古屋場所は毎年荒れる。
名古屋場所を観戦に行った。

SNSでの「名古屋場所」の使われ方

「名古屋場所」の類義語

名古屋場所の類義語は、「7月場所」です。
意味は、7月に実施される大相撲の興行の正式名称です。

「名古屋場所」の対義語・反意語

名古屋場所の対義語・反意語はありませんでした。