「口取り」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「口取り」の意味とは
口取りとは、レースに勝った馬や騎手、関係者で行う記念撮影のことです。読み方は「くちとり」で、「口取り式」とも言います。
「口取り」の語源
口取りの語源は、馬の左右に騎手や馬主が並ぶ際に、手綱に手を添えたり軽く持つポーズをすることから来ています。馬の手綱は「ハミ」と呼ばれる馬の口にくわえさせる馬具に繋がっているため、手綱を引くことを「口取り」ということがあります。そこから、手綱を持って行われる記念撮影のことを「口取り」と呼ぶようになりました。
「口取り」の概要
口取りは、レース終了後にそのレースの勝ち馬(1着馬)や騎手、馬主、調教師などの関係者によって行われます。
通常のレースであれば「ウイナーズ・サークル(優勝馬表彰区画)」という場所で行われる撮影で、一般の観客もその様子を見学することができます。
また、G1レースなど格上レースの場合などは、本馬場(実際にレースが行われる場所)で口取りが行われることもあります。
「口取り」の別の意味や使われ方
「口取り」は記念撮影以外にも、馬の調教や誘導の場面においても使われる言葉です。
手綱をとってスターティングゲートの方へ誘導したり、暴れそうになっている馬を抑えることも「口取り」と呼びます。
「口取り」の例文・用例
口取りを使った例文・用例を紹介します。
●一口馬主をやってきて、初めて口取りの抽選に当たったぞ~!!
●無観客の口取りは寂しいものがあるね…。
SNSでの「口取り」の使われ方
ソダシが桜の舞台で躍動。
金子真人オーナーは、口取りの際、手を振ってファンの声援に応えた。「信じられない。レコードだよね。強かった。ビックリした。直線で早めに抜け出した時はハラハラして“早くゴールに入ってくれ”って思った。うれしいのとホッとしたのと。それにしてもすごい」と笑顔。 pic.twitter.com/w0ZsOwTf4s— ターフ☆データ (@TURF_DATA_) April 12, 2021
”岩手競馬と岡田総帥”で強く記憶に残っているのはコスモバルクでしょうか。
OROカップを二度制した同馬ですが、2007年には岡田氏も来盛され、レース後の口取りに共に収まる姿がありました。競馬の歴史がまた1ページ・・・どころか、分厚い本一冊分くらいが過ぎ去ってしまった感がしてなりません。 pic.twitter.com/Dyx1ksv3Xb— よこてん(Norichika Yokogawa) (@NorichikaYokog1) March 19, 2021
「口取り」の類義語
口取りの類義語は、「口取り写真」です。
こちらは口取りで撮影された写真そのもののことを指します。
「口取り」の対義語・反意語
口取りの対義語・反意語はありませんでした。