「瀬ズレ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「瀬ズレ」の意味とは
瀬ズレとは、釣りにおいて釣り糸が岩などにこすれて傷つき、擦り切れたりささくれたりしてしまうことです。また、釣り糸が切れにくい頑丈な仕掛けのことを瀬ズレと呼んでいる場合もあります。
「瀬ズレ」の語源
瀬ズレは「瀬」と「ズレ」が組み合わさってできた単語です。
瀬とは、河川の中で底が浅く、ごつごつした石がたくさんあって流れが速い場所のことをいいます。一方、ズレは「擦れる」を名詞の形にしたもの。擦れるとは、もの同志が強く触れ合うことにより、こすれて傷むことを意味します。
つまり瀬ズレとは、川の流れの速い場所で、釣り糸と石などの障害物が強くこすれ合って傷む、という意味になります。川の流れが速いと釣り糸などの仕掛けも動きやすく、石などの障害物にもぶつかりやすいため、瀬ズレが起こりやすいのです。
「瀬ズレ」を防ぐには
瀬ズレが起こると、釣り糸が裂けて使い物にならなくなってしまいます。また、糸のささくれ立った部分が水中の障害物に引っかかって取れなくなることもありますので、瀬ズレを起こすのはなるべく避けたいところです。
ここでは、瀬ズレを防ぐためにはどうしたらいいか、いくつか方法を紹介します。
こまめにチェック
まずは、糸がささくれたりこすれて傷んだりしていないか、こまめに状態を確認しましょう。ちょっとした裂け目に気づかずそのまま使用してしまうと、水中の障害物に引っかかり、さらに裂け目を大きくしてしまうことがあります。
場所を移動する
流れが速くごつごつした石や岩が多い瀬では、瀬ズレが起こりやすくなります。あまりに瀬ズレが起きやすいのであれば、流れが穏やかで水底が深く、水中の障害物も少ないような場所(淵、トロ場など)に移動するのも一つの手です。
専用の仕掛けを使う
瀬ズレが起きやすい場所で釣りをしたい人のために、瀬ズレ専用の仕掛けが販売されています。釣り糸に鉄のワイヤーなどが使われており強度が高く、めったなことでは切れない仕様になっています。
「瀬ズレ」の例文・用例
瀬ズレを使った例文・用例を紹介します。
●瀬ズレに強いワイヤーを購入した。
●瀬ズレが起きて、新品のハリスがぼろぼろになってしまった。
SNSでの「瀬ズレ」の使われ方
三浦でメジナ36!あとは謎の大物と5分くらいファイトの後、最後瀬ズレでバラシ… pic.twitter.com/SxaMCK3iwz
— 幸太 (@yokotafishing) January 12, 2020
テスト終わったので糸巻きと仕掛け
瀬ズレ作るの大変や〜 pic.twitter.com/MvXOlTufMz— しゅんや@釣り垢 (@fishing_0902) July 7, 2017
「瀬ズレ」の類義語
瀬ズレの類義語は、「根ズレ」です。瀬ズレと意味は同じで、釣り糸が障害物にこすれて傷ついてしまうことをそう呼んでいます。
また、「瀬がかり」や「根がかり」は、水底に仕掛けの針が引っかかって取れなくなってしまうことを指しています。
「瀬ズレ」の対義語・反意語
瀬ズレの対義語・反意語はありませんでした。