「パクる」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「パクる」の意味とは
パクるとは、人の物を盗む、盗用するという意味です。「ぱくる」とも表記します。
「パクる」の語源
パクるの語源はハッキリしていませんが、「大口でパクっと食べて自分の物にしてしまう」というニュアンスから「人の物を自分の物にする→金品やアイディアなどを盗む」という意味になったという説があります。また、「だまし取る」ことを生業としている詐欺師のことを「パクり屋」と呼ぶこともあります。
「パクる」の英語表現
「パクる」の英語表現としては、意味によっていくつか挙げられます。
- 金品を盗む= steal
- 万引き= shoplift
- 人のアイディアを真似る(盗用する)= plagiarize
「パクる」の表現の広がり
「パクる」は元々、お店の商品や人の所有物などを盗むことを指していましたが、近年では「人の発表したアイディアや作品を真似して、自分が思いついて創作したように振る舞うこと」を表すことが多くなりました。
物品を盗む「窃盗」よりも、「アイディアの盗用」の方が一般的な人でも遭遇しやすい事象であるためです。
例えば、「このメロディーってあの曲のパクり(パクるの名詞形)じゃない?」「このキャラってあの人気漫画をパクったのかな」といった文脈で用いられます。
また、他人がTwitterに投稿した呟きをそのままツイートすることを「パクツイ」と呼びます。
「パクる」の別の意味や使われ方
「パクる」は警察が犯人を逮捕するという意味でも使われます。
主に、「逮捕される側(犯人)」が「パクられた、パクられる」と受動的に使うことが多いです。
これは、「捕縛(ほばく)する」が変化して「パクる」になったという説と、ドイツ語で「捕まえる」「包む」「詰める」といった意味をもつ「packen(パッケン)」から派生したという説があります。
「パクる」の例文・用例
パクるを使った例文・用例を紹介します。
●こんな堂々とパクるとは、侮れないな…。
●人の物パクるなんて信じられない!
SNSでの「パクる」の使われ方
バナナをパクった猿の現行犯写真 青いバナナをもぎってパクる pic.twitter.com/fltiJrNwhi
— 松浦 祐也 (@_TAROJIRO_) October 2, 2021
鬼滅のパクり看板全集中その1 pic.twitter.com/LL3QTcVBgh
— 169系 (@EXPRESS169) October 3, 2021
「パクる」の類義語
パクるの類義語は、「盗む」です。
こちらも物品、アイディアの両方において同義で使われます。
「パクる」の対義語・反意語
パクるの対義語・反意語はありませんでした。