「パンキョー、般教」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「パンキョー、般教」の意味とは

パンキョー、般教とは、大学における一般教養科目を指す俗語です。

大学生を中心に「一般教養科目」を縮めて「般教(パンキョー)」と呼ばれています。

一般的に大学を卒業するには、定められた数の単位が必要です。

単位は授業の課題を通過することで獲得できますが、必ずしも自分の得意な授業だけ履修できるとは限りません。

通常、大学の授業は学部・学科の専門的な知識・能力を養うための「専門科目」と、一般的な教養を身に着けるための「一般教養科目(パンキョー)」という2つの科目群に分かれています。

例えば、パンキョーの主な科目は以下のようなものがあります。

・外国語学系
・保健体育系
・人文科学系
・社会科学系
・自然科学系

また、パンキョーの中でも卒業するために必要な単位数が定められており、かつ必修科目が設定されていることが一般的です。

主に、外国語学系と保健体育系の授業が必修科目として、人文・社会・自然などの基礎科学系の授業が選択科目として履修できる大学が多いです。

ちなみに、パンキョーの必修科目は1~2年次に登録されていることが多く、この期間のうちに単位を取り損ねると、3~4年次に履修することになる専門科目との時間配分に苦心することになります。

「パンキョー、般教」は全国共通?

般教(パンキョー)は一般教養科目を省略した言い方ですが、全ての大学が「一般的な教養を養うための科目群」に対して「一般教養科目」と呼称しているかというと、必ずしもそうではありません。

例えば、大学によっては「全学共通科目」や「教育総合科目」「リベラルアーツ」などと呼ばれていたりします。

他の大学に通う学生に「パンキョー」が通じるとは限らないため、同じ大学の学生同士でのみ使うのが無難かもしれません。

「パンキョー、般教」はどういう基準で選ぶ?

前述したように、パンキョーには必修科目と選択科目とがそれぞれ定められています。

必修科目は大学サイドから強制的に履修登録されてしまいますが、選択科目の授業は自分自身で選ばなければなりません。

では、パンキョーの膨大な数の授業からどのように選択したら良いのでしょうか。

一般的に、パンキョーの選択科目は以下のような基準で選ばれることが多いようです。

・授業の内容
・授業が取れる時間
・評価方法
・先生の良し悪し

学業に熱心であるかどうかに関わらず、やはり興味のあるテーマの授業は集中して取り組めます。

逆に、まったく関心のないテーマの授業は、時の流れが長く感じるほど退屈なものです。

また、授業が開講されている時間も選択科目を選ぶ際には重要です。

必修科目と時間が重なっていれば履修するのは不可能ですし、バイトやサークル活動との兼ね合いもあります。

一方、とにかく「単位が欲しい」という学生の中には、評価方法を基準にして選択科目を履修する人もいるようです。

どのような評価方法なら楽に単位を獲得できるかは人によりますが、「出席点だけで評価する」といった授業はやはり人気があります。

あるいは「どんな先生による講義なのか」という基準で授業を選択するのも面白いかもしれません。

退屈な授業テーマでも、トークが上手な先生だとつい内容に引き込まれてしまう、なんてこともあります。

「パンキョー、般教」の例文・用例

ぱんきょー

パンキョー、般教を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●今年のうちにパンキョー取っておかないとマズい。
般教の単位は足りてるし、後期は専門科目に集中しよう。

SNSでの「パンキョー、般教」の使われ方

「パンキョー、般教」の類義語

パンキョー、般教の類義語はありませんでした。

「パンキョー、般教」の対義語・反意語

パンキョー、般教の対義語は、「専門科目」です。

専門科目とは、主に所属している学部・学科の生徒に向けて開講される専門的な科目のことです。他の学部・学科の専門科目は履修できないか、履修できる科目に制限があるのが一般的です。

若者用語

Posted by 杏奈琴湖