「路上飲み」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「路上飲み」の意味とは
路上飲みとは、家でもお店でもない、道路や公園などの屋外で集まってお酒を飲む行為のことです。
「路上飲み」が広まった背景
2020年より感染が拡大した「新型コロナウイルス」への対策により様々な生活様式が一変しましたが、その中でも飲食店のあり方は大きく影響を受けたもののひとつです。
特に感染者の多い東京都や大阪府などでは、早い段階から飲食店の夜の営業を制限する「時短営業」が実施されました。その結果、コロナ禍以前は深夜や朝まで営業していた居酒屋なども酒類の提供は19:00までとし、夜の20:00には閉店といった制限をつけて営業することを余儀なくされました。
そのため、飲み会を中途半端に切り上げた人々がそのまま夜の公園や路上に流れ込み、コンビニなどで買ったお酒を集団で飲む「路上飲み」という行為が広まったのです。
東京都など感染者が増え続け、緊急事態宣言が出された一部地域では、2021年4月には飲食店での酒類提供を全面的に禁止する措置が取られました。
そのため、路上飲みはますます広まっていきました。
「路上飲み」のトラブル
新型コロナウイルスの感染を避けるため、密室でマスクを外して飲食やお喋りを共にするのがタブーだということはすぐに定着しましたが、屋外であってもその危険性はそれほど変わらないということはなかなか定着せず、「外であれば密室じゃないからいいだろう」という考えで路上飲みをする人は多く見られました。
路上飲みも同じように感染の危険があることに加え、ゴミの放置や公共の道路や公園で騒ぐなどのトラブルにも繋がるため、自治体はコンビニやスーパーなどに「路上飲み禁止」の掲示をしたり、職員に見回りをさせたりといった対策を取りました。
また人が集まりやすい場所を閉鎖したり、ベンチなどを撤去したりといった対策も見られました。
「路上飲み」の例文・用例
路上飲みを使った例文・用例を紹介します。
●渋谷は相変わらず路上飲みしてる人がまだチラホラいるなぁ。
●路上飲みで大勢集まれば、感染の危険性は高まります。
SNSでの「路上飲み」の使われ方
【高田馬場ロータリー広場開放】
本日11時頃、ロータリー広場が開放されました。
感染拡大に伴う路上飲みが大きな原因でしたが、ゴミの放置や路上喫煙等も報道されていました。
今後再閉鎖の可能性もあり、弊会は利用者の皆様のルール遵守に改めて尽力して参ります。
ご協力よろしくお願いします。 pic.twitter.com/mZ5mLTcf6g
— 早稲田大学公認 ロータリーの会 (@Rotary_waseda) December 1, 2021
大勢の路上飲みなんていつやったって迷惑だし
今はもう居酒屋とか行けるんだから店に行けよ
どう見られてるかもっと自覚して#路上飲み— ミシム/346 (@_mishimu_) December 1, 2021
「路上飲み」の類義語
路上飲みの類義語はありませんでした。
「路上飲み」の対義語・反意語
路上飲みの対義語は、「店飲み」「宅飲み」「家飲み」です。
店飲みは飲食店でお酒を飲むこと、宅飲み、家飲みは家の中でお酒を飲むことです。
特に「家飲み」という言葉は、コロナ禍で自由に外食ができない状況を逆手に取り、家の中でいつもよりちょっと贅沢なお酒やおつまみを楽しみましょうというニュアンスで使われるようになりました。