「股割り」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「股割り」の意味とは
股割りとは、相撲における基礎訓練のひとつで、開脚の訓練のことです。
「股割り」の特徴
相撲力士の毎日の稽古には様々なメニューがあります。
「股割り」はそのひとつで、座った状態から足を広げていき、ペタンと胸を地面につけて充分に股関節のストレッチを行います。
180度まで開くことができるベテランの力士もいますが、初めは少しずつ広げて徐々にその角度を大きくしていくため、慣れないうちは負担も大きく稽古の中でも非常に厳しいメニューだと言われています。
「股割り」の役割
股割りの一番の目的は「ケガの防止」です。
股関節が硬いままだとちょっとしたことでケガにつながりやすいため、激しい取組をする力士は股割りの訓練によって股関節の柔軟性を向上させる必要があります。
また、股割りの訓練によって「股関節の可動域」を広げることができます。そうすることによって、下半身が安定し、攻撃力・防御力・瞬発力を向上させることができるのです。
「股割り」を取り入れる競技
股割りにはケガ防止や股関節の可動域アップ、下半身の疲労回復など様々なメリットがあるため、相撲だけでなく様々なスポーツでも取り入れられています。
野球、サッカー、シンクロナイズドスイミング、新体操、バレエなどが股割りのトレーニングを積極的に行っているスポーツとして挙げられます。
また、アスリートだけでなく一般の人でも股割りを習得できるよう、そのメソッドを紹介する本や動画、トレーニングを補助する器具なども多数存在します。すでに幅広く認知されている「ヨガ」でも、股割りを目指したストレッチを動きとして取り入れていることがあります。
「股割り」の例文・用例
股割りを使った例文・用例を紹介します。
●この前お相撲さんが股割りしているところを初めて見たよ!
●今年中に股割りができるように頑張るぞ。
SNSでの「股割り」の使われ方
おはようございます!
朝活!
モーニングページ186日目
ウォーキング
柔軟+股割り昨日は体調不良でした…
どうやらテレビゲームに長く集中し過ぎるとダメらしいです
子供とマイクラしすぎました笑#朝活 #今日の積み上げ— ともう@不動産屋リーマン (@tomou01) May 4, 2021
<立浪部屋の朝稽古>
股割りをする豊昇龍。#sumo#相撲#立浪部屋#豊昇龍pic.twitter.com/hLF937J8YH
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) September 1, 2020
「股割り」の類義語
股割りの類義語は、「180度開脚」です。
左右に真っ直ぐ開脚する動作のことをこのように呼びます。
「股割り」の対義語・反意語
股割りの対義語・反意語はありませんでした。