「乳液」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「乳液」の意味とは
乳液とは、油分と水分を配合した、肌の潤いを保つためのスキンケア用品のことです。
「乳液」の役割
一般にスキンケアの基本的な流れは、洗顔で汚れを落としてから水分と油分を与えて肌の乾燥を防ぐというものになります。
「洗顔」の過程ではメイクにつかった化粧品を落とすクレンジングや、皮脂などの汚れを落とす石鹼や洗顔料などが使われます。
肌の乾燥を防ぐ「保湿」の過程にも様々なアイテムが使われ、水分を与える化粧水、美白やシワの改善といったプラスアルファを期待して使う美容液などがあります。
水分はそのままにしておくと蒸発してしまうため、油分で蓋をしておく必要があります。乳液は、この「蓋」の役割を担うスキンケア用品となっています。
そのため、化粧水や美容液を使った後に用いられることが多いです。
「乳液」の定義
乳液と似た役割のスキンケア用品として「クリーム」が挙げられます。
どちらも肌の水分の蒸発を防ぐ「蓋」としての役割と、肌に必要な油分を与えるという機能があります。
乳液もクリームも、基本的な配合成分は①油溶性の保湿成分②水溶性の保湿成分③水分となっていますが、水溶性の保湿成分の配合割合が大きいものを「乳液」としています。
乳液は油溶性の保湿成分と水溶性の保湿成分がバランスよく配合されているのに対し、クリームは油溶性の保湿成分をメインとしているという違いがあります。
自分の肌質やコンディションに合わせて、乳液かクリームを使い分けたり、乾燥がひどい場合にはどちらも使ったりと選ぶことができます。
「乳液」の様々な使い方
乳液の基本的な使い方は保湿の仕上げとして肌につけるというものですが、それ以外にも様々な使い方があります。
例えば、乾燥や肌のゴワつきが気になる時は、多めの乳液でマッサージしてから蒸しタオルをあてて優しく拭き取るという「乳液洗顔」や、化粧水の前に乳液をつけて、その油分によって次につける化粧水の浸透をよくする「先行乳液」といった使い方です。
また、シートマスクをつけてしばらく経ったあとに上から乳液をつけてひっくり返すという「乳液仮面返し」という裏ワザは、女優でアナウンサーの田中みな実が紹介したことをきっかけに流行しました。
「乳液」の例文・用例
乳液を使った例文・用例を紹介します。
●この乳液、美白成分も入ってるからトーンアップしてる気がする!
●化粧下地の前に乳液つけてるよ。
SNSでの「乳液」の使われ方
女の子の「お風呂めんどくさい」は、メイク落として洗顔して長い髪洗って乾かして化粧水乳液クリームを塗って全身保湿して柔軟してマッサージするまでだからってこと男はわかってください
— まどかまるすいさん (@tdnomdk) July 9, 2021
使うたびに感動をくれるアルビオンの乳液。肌がフワフワ、フカフカ、柔らか〜くなる。普通の乳液じゃなくて、柔軟乳液という位置付けで肌をほぐしてくれるんですよね。きれいな人はみんな使ってるイメージ。 pic.twitter.com/uSsh4G2q90
— ハナ?下地マニアの元美容部員 (@CosmeHana) July 9, 2021
「乳液」の類義語
乳液の類義語は、「エマルジョン」「ミルク」です。
こちらは美容雑誌などで見られる表現で、乳液と同義で使われています。
「乳液」の対義語・反意語
乳液の対義語・反意語はありませんでした。