「ワンポイントリリーフ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ワンポイントリリーフ」の意味とは
ワンポイントリリーフとは、野球で、ある特定のバッターのみに打たれないよう抑える目的で、救援投手を起用する戦法のことです。
「ワンポイントリリーフ」の語源
ワンポイントリリーフは和製英語です。「リリーフ」は英語で「relief」と表記し、「救援、救済」「交代要員」といった意味があります。
野球では先発投手が降板した後に他の投手が登板することを「リリーフ」といい、その投手を「リリーフ投手(救援投手)」といいます。
特定のバッターに対する「ワンポイント」のみに起用されることから、このように呼ばれています。
「ワンポイントリリーフ」が用いられる場面
ワンポイントリリーフが特に用いられる場面としては「左バッター」が挙げられます。
左バッターで特に強打者の場合、左バッターが打ちにくいとされている「左ピッチャー」をぶつけることによって抑えることが多いです。このような左バッターに対するワンポイントリリーフ投手は「左キラー」などと呼ばれます。
「ワンポイントリリーフ」の表現の広がり
ワンポイントリリーフは野球での「一時的な起用」「ピンチを抑えるための起用」といった意味から転じて、日常やビジネスシーンなどでも使われることがあります。
例えば政治の分野で、一時的に大臣などのポストに起用されることを「ワンポイントリリーフ」と表現することがあります。これは会社の役員などの地位についても同じように使うことができます。
「ワンポイントリリーフ」の例文・用例
ワンポイントリリーフを使った例文・用例を紹介します。
●メジャーリーグではワンポイントリリーフが禁止になったみたいだよ。
●ワンポイントリリーフとして有名なのは、「松井キラー」と呼ばれた阪神の遠山奬志投手などが挙げられます。
SNSでの「ワンポイントリリーフ」の使われ方
9/8の西武戦から久しく勝ててない。
だがしかしもうそろそろ勝てるはず?調子を上げてきた左キラーのワンポイントリリーフ嘉弥真投手も戻ってきた。モイネロ・岩嵜・森ラインも調子を取り戻しつつあるし?後は打線がもうちょっと繋がればいける??
よし、今日も応援しよー? pic.twitter.com/TS9F0UM7AQ— T/改め“鷹おやじ” (@T65033638T) September 19, 2021
プロ野球に例えると、それまでなんとかかんとか抑えていた先発投手が7回あたりに満塁のピンチを招いて、左の強打者に対してワンポイントリリーフでマウンドに上がるも、逆転満塁ホームランを打たれて降板する中継ぎ投手。
かな(笑)
言い過ぎ?? https://t.co/sOKtmvUjhs— 人間萬事塞翁馬。 (@hondaya3daime) September 23, 2021
「ワンポイントリリーフ」の類義語
ワンポイントリリーフの類義語は、「ショートリリーフ」「スポットリリーバー」です。
これらもワンポイントリリーフと同義で使われることがあります。
「ワンポイントリリーフ」の対義語・反意語
ワンポイントリリーフの対義語・反意語はありませんでした。