「インロー」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「インロー」の意味とは
インローとは、ピッチャーによる投球コースのうち、内角低めのものという意味です。
「インロー」の概要
ピッチャーの投球コースを表す言葉に、「外角(アウトコース)」と「内角(インコース)」というものがあります。
外角とは、ストライクゾーンの中でバッターから遠い側を指します。反対に内角とは、ストライクゾーンの中でバッターに近い場所のことをいいます。
それぞれのコース、及びそこを通過するボールに対しても使われる表現です。
そのように投球コースを分けた中で、さらに「高いか低いか」で表現が分かれます。
例えば、バッターから遠くストライクゾーンの上側に投げられた場合は「外角高め=アウトハイ」となります。
「インロー」はストライクゾーンの中でバッターに近い側のうち、低めに投げられたコースおよびボールのことをいいます。
「インロー」の特徴
ピッチャーはストライクゾーンを狙いながら、その中でバッターに打ち返されないようにアウトコースやインコース、ハイやローなど様々なコースへとコントロールして投球します。
インローは、打ち返すのが比較的難しいコースだとされています。
インコースはバッターの身体に近く特に速い球は恐怖心を煽り、低めのコースはボールの上側を叩くような打ち方になってしまいがちだからです。
そのため、バットを振り落とすような、ゴルフスイングのような打ち方で振りぬくことで、うまく打ち返すことができるようになります。
「インロー」の例文・用例
インローを使った例文・用例を紹介します。
●豪速球のインローはかなり打ちづらいでしょうね。
●インローを攻められましたが、見事に打ち返しました!
SNSでの「インロー」の使われ方
石川昂弥の今日のツーベース何度見ても凄いな
相手投手も今季一軍で4勝3点台の若手のホープ渡邉勇太朗なのにインローの球を技術で捌いてツーバウンドでフェンスまで直撃するという
普通の選手の安打が長打、長打がホームランになってくタイプの打者— 赤味噌 (@Akamiso97) October 24, 2021
インローのカーブをあんな風に打てるやつ、
多分全国でも2人いるかどうかでしょ— 空冴@キャップ野球 (@Vcore100TCS) October 22, 2021
「インロー」の類義語
インローの類義語は、「内角低め」です。
インローと同義で使われます。
「インロー」の対義語・反意語
インローの対義語は、「インハイ」「アウトハイ」「アウトロー」です。
それぞれ、「内角高め」「外角高め」「外角低め」となります。