「酸性カラー」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「酸性カラー」の意味とは
酸性カラーとは、髪の毛の表面にカラーリング剤をコーティングするヘアカラーのことです。
別名「ヘアマニキュア」とも呼ばれています。
ヘアカラーは、主に以下の3つに大別されます。
・永久染毛料
・半永久染毛料
・植物性染毛料
このうち酸性カラーは半永久染毛料に該当します。
ちなみに、他の施術方法である「アルカリカラー」は永久染毛料、草木染め(ヘナカラー)は植物性染毛料にそれぞれ分類されます。
「酸性カラー」と「アルカリカラー」の違いは?
酸性カラーはアルカリカラーと比較されることが多いです。
前述の通り、アルカリカラーは永久染毛料の一種で、半永久染毛料の酸性カラーの特徴と比べた時、はっきりと違いが出るからです。
アルカリカラーとは、髪の毛の内側にカラーリング剤を浸透させるヘアカラーのことです。
具体的には、過酸化水素で髪の毛のキューティクルを開放し、メラニン色素を脱色してから、カラーリング剤を投入していく…といった手順で行われます。
髪の毛の内側に色を浸透させるため、様々なカラーバリエーションを楽しめますし、また色落ちしにくいのが特徴です。
一方、酸性カラーは髪の毛のキューティクルを開放せず、表面~浅い層のみをカラーリング剤でコーディングしていきます。
本来の色を脱色しないため、思い通りの色合いに調整しにくいと言われています。
また、表面のみのカラーリングなので、雨や汗、シャンプーによって色落ちしてしまう…なんてことも起こり得ます。
ちなみに、アルカリカラーと酸性カラーの染料は、薬機法によって以下のように区分されています。
・アルカリカラーの染料(ジアミン系酸化染料):医薬部外品
・酸性カラーの染料(タール系染料):化粧品
医薬部外品であるアルカリカラーの染料は、カラーリング効果が優れている分、髪の毛が傷みやすいと言われています。
一方、酸性カラーの染料は、化粧品に分類されており、効果が穏やかな分だけ髪の毛へのダメージも少ないです。
また、施術方法によっては髪の毛にツヤやコシを引き出せたりもします。
そのため、アルカリカラーによる髪の毛へのダメージやアレルギー、頭皮のかぶれ等が気になる場合は、酸性カラーを選択肢に入れてみると良いかもしれません。
「酸性カラー」のメリット&デメリット
アルカリカラーと比較することで明らかになった酸性カラーのメリット&デメリットを以下に整理してみましょう。
【酸性カラーのメリット】
・髪の毛へのダメージが少ない
・髪の毛にハリやコシを与えることができる
【酸性カラーのデメリット】
・色落ちしやすい
・色合いを微調整しにくい
「酸性カラー」の例文・用例
酸性カラーを使った例文・用例を紹介します。
●髪の毛へのダメージが気になるので酸性カラーで染めてみました。
●酸性カラーで染めてみたけど、シャンプーで色落ちしちゃった。
SNSでの「酸性カラー」の使われ方
このカラーの色落ち感が
今までで最強にカワイイ
ここまで来るのに一苦労
髪のダメージも少なくて
トリートメントの効果が
ある酸性カラーは良いね pic.twitter.com/961etxGqW5— アイラのアシメとシンクロ (@ash1me) November 5, 2021
波巻カールでフラットな優しいウェーブ╰(*´︶`*)╯♡
ヘアカラーがだいぶ伸びたので、赤黒の酸性カラーで落ち着いた色合いに。https://t.co/d44FFdw6vepic.twitter.com/Ac86Pyy6LW— ヘアモードBeStyle@手作り石けん (@Anangel1004Be) February 28, 2021
「酸性カラー」の類義語
酸性カラーの類義語は、「ヘアマニキュア」です。
ヘアマニキュアは、酸性カラーの別名です。
「酸性カラー」の対義語・反意語
酸性カラーの対義語・反意語はありませんでした。