「ロデ男」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「ロデ男」の意味とは

ロデ男とは、女性の言いなりになってしまう男性を表す俗語です。

「ろでお」と読みます。

自分の意見が無く、わがままな女性にいいように弄ばれてしまう男性を指します。

また、一般的に「情けない男」「気の毒な男」という印象を持たれやすいです。

ただし、見方を変えれば、優しくて面倒見が良く、女性に対して配慮できる男性とも言えます。

とは言え、「ロデ男」はそういう男性の負の側面を強調した表現であるため、誉め言葉として用いないようにしましょう。

「ロデ男」の語源

ロデ男は「女性の言いなりになってしまう男性」を北アメリカやスペインの伝統的なスポーツ「ロデオ」に例えた表現です。

ロデオは、暴れ牛または暴れ馬に一定時間乗り続ける「ラフストック」と逃げる牛を捕まえる「タイムイベント」の二種類の競技で構成されています。

さらに、ラフストックは「ブル・ライディング」「ベアバック・ブロンコ・ライディング」「サドル・ブロンコ・ライディング」の3種目に分かれます。

ブル・ライディングは暴れている牡牛に、ベアバック・ブロンコ・ライディングは鞍が装着されていない暴れ馬に、サドル・ブロンコ・ライディングは鞍が装着されている暴れ馬に乗る競技です。

どの種目も8秒以上乗り続けることで、暴れ牛や馬の暴れっぷりや乗馬(牛)テクニックが評価・採点されます。

また、タイムイベントには「スティアー・レスリング」「タイダウン・ローピング」「スティアー・ローピング」等の種目があります。

どの種目もまず乗馬から始まり、逃げる牛(または子牛)を追いかけます。

スティアー・レスリングは馬から牛に飛び乗り、牛を地面に倒すまでの時間を競います。

タイダウン・ローピングは、乗馬しながら子牛にロープを投げて捕らえた後、下馬して子牛の四肢を縛り上げるまでの時間を競います。

スティアー・ローピングは、乗馬しながら牛の頭にロープをひっかけるまでの時間を競います。

「ラフストック」も「タイムイベント」も非常に激しいスポーツであることがわかります。

では、なぜ「女性の言いなりになってしまう男性」の例えとして「ロデオ」が用いられているのでしょうか。

おそらく「ラフストック」における暴れ牛が「わがままな女性」、必死に乗りこなそうとする騎乗者が「振り回される男性」を彷彿とさせるからだと考えられます。

「ロデ男」以外で男性の性格を表す若者言葉

「ロデ男」以外にも特徴的な男性を指す俗語があります。

例えば「草食系男子」は恋愛に消極的な男性を指す言葉で、2009年には流行語大賞にノミネートされました。

また「無駄にカッコイイ男性」の略語として「ムカ男」、「モテない男性」を表す「喪男」など、女性に好感を持たれる男性像や、その時代の男性を象徴する特徴から、新たな俗語が生み出されることがあります。

「ロデ男」の例文・用例

ロデオ

ロデ男を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

ロデ男は優しいけど、つまらない。
●彼氏にするなら私のわがままを100%聞いてくれるロデ男が良いな。

SNSでの「ロデ男」の使われ方

「ロデ男」の類義語

ロデ男の類義語はありませんでした。

「ロデ男」の対義語・反意語

ロデ男の対義語・反意語はありませんでした。