「返し馬」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「返し馬」の意味とは
返し馬とは、競走馬がパドックからコースに入場した後に行われるウォーミングアップという意味です。
「返し馬」の流れ
レースの前、競走馬はまず「パドック」と呼ばれる場所をスタッフに引かれながら周回します。それが終わると騎手を背中に乗せ、順番にコースへと入場します。これを「本馬場入場」と呼びます。
本馬場入場してすぐ始まるのが「返し馬」で、レース前の待避所までコースを走っていくウォーミングアップのことを指します。
全速力に近い勢いで走る馬もいれば、文字通り足慣らし程度に留める馬もいます。
ただし、馬の状態によってはこの返し馬をしないでスタッフが直接スタート地点まで連れていく場合もあります。
「返し馬」の見方
パドック同様、返し馬も競馬を予想する上で欠かせない場面になっています。
パドックでは歩く姿(歩様)や馬の気配などをじっくりと観察できますが、返し馬は駆けていく姿を一度だけ見て馬の状態を判断します。
返し馬でよくチェックされている項目は以下のようなものが挙げられます。
走る時のフォーム
パドックでは歩く姿しか確認できないため、ここで走る時のフォームをしっかりとチェックします。スピードは抑えていることが多いので、脚の運びがスムーズにできているかということなどがチェック観点となります。
騎手とのコンタクト
返し馬では騎手を背中に乗せている状態のため、馬と騎手がしっかりとコンタクトを取り合い、呼吸を合わせられているかを見ることができます。
パドックとの差
パドックでのテンションと返し馬でのテンションを比べます。
パドックで大人しかった馬がテンションを上げたり、反対にテンションが高かった馬が落ち着いていたりといったことは、騎手が馬をコントロールできているかという判断材料になります。
「返し馬」の例文・用例
返し馬を使った例文・用例を紹介します。
●レース前の返し馬で馬の状態をしっかり確認しよう。
●あの馬は返し馬で急に緊張感を高めたみたいだね。
SNSでの「返し馬」の使われ方
マイルCS
返し馬の雰囲気やゲート裏までは落ち着いていて凄くよかったです。でもレースでは壁も作れず、力んで走らせてしまって上手く乗れなかったです…
すいません。グランアレグリアは強かった。大した仔です‼︎
安田記念一緒に勝てたことを本当に嬉しく思います!
いいお母さんになるんだよ〜?— 池添謙一 kenichi ikezoe (@0723Kenchan) November 21, 2021
2017年 キタサンブラックの引退から遂にこの日が?
チームキタサン復活!!
パドックでキタサンユーダイにまたがった武さんを見てうるうる?
返し馬では目の前に来てくれて寒さなんなぶっ飛んだ!#キタサンブラック#キタサンユーダイ#大野商事pic.twitter.com/vulqpchG60
— くーさん (@kuusanblack) December 19, 2021
「返し馬」の類義語
返し馬の類義語はありませんでした。
「返し馬」の対義語・反意語
返し馬の対義語・反意語はありませんでした。