「ゲームディレクター」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ゲームディレクター」の意味とは
ゲームディレクターとは、ゲーム開発の現場監督のことです。
ゲームの制作工程は大きく分けて「企画」「開発」「販促」の3段階で進められます。
このうち、開発段階においてプログラマーやデザイナー等のスタッフに指示を出したり、スケジュールを管理したりするのがゲームディレクターです。
なお、企画から販促まで指揮を取るのはゲームプロデューサーの役割とされ、一般的にゲームディレクターよりも一つ上のポジションと考えられています。
ゲームディレクターの具体的な仕事内容を整理すると、以下の項目が当てはまります。
・ゲームプロデューサーとともに企画段階の打ち合わせ
・開発スケジュールの管理
・開発スタッフへの指示の伝達、およびフォロー
・制作物の品質・不具合のチェック
・トラブルが発生した際の解決策の考案と実施
ゲーム開発では数十人規模のチームによって進められるケースも多く、人数が多くなるほどスタッフ同士の連携やスケジュール調整が難しくなり、ゲームディレクターの手腕が問われます。
一般的にゲームディレクターの職種が置かれているのはゲーム制作会社をはじめ、スマホ用のアプリ制作会社や、ゲーム制作部門のあるIT企業などです。
以前はゲーム制作会社特有の職種でしたが、昨今ではブラウザゲームやスマホゲームなど販売形態の多様化が進み、ゲームディレクターが活躍できる場も増えてきました。
「ゲームディレクター」の年収
ゲームディレクターの年収は、(年齢や経験によって異なりますが)およそ400万~800万円の範囲内です。
ゲームプロデューサーの年収よりも低く、プログラマーやデザイナーよりも高いのが一般的です。
「ゲームディレクター」になるためには?
ゲームディレクターは現場で働く開発スタッフに指示を出す重要な職種なので、未経験者が任命されることは基本的にあり得ません。
プログラマーやデザイナーの中で、経験と実績、スキルの優れた人がゲームディレクターとして任命されることが多いです。
そのため、まずはプログラマーないしデザイナーとして就職し経験を積むことが、いずれゲームディレクターに昇進するための最初のステップだと考えられます。
「ゲームディレクター」に必要な資格やスキル
ゲームディレクターに必須の資格は特にありませんが、ゲーム開発に関する知識やスキルは当然、身に着けておいたほうが良いでしょう。
専門学校などでプログラミングやデザインを学んでおくと、ゲーム開発部門のある会社に就職しやすいかと思われます。
また、その他のスキルとして、以下のようなソフトウェアが使いこなせると有利です。
・illustrator
・Photoshop
・Word、Excel、PowerPoint
さらに、大人数のチームを指揮しなければならないため、スタッフ同士の連携や士気を高める統率力やコミュニケーション能力も必要とされます。
「ゲームディレクター」の例文・用例
ゲームディレクターを使った例文・用例を紹介します。
●この名作は有名なゲームディレクターが手がけている
●ゲームディレクターになるべく、専門学校でプログラミングを学んでいます。
SNSでの「ゲームディレクター」の使われ方
小島秀夫、演出というより
美術のデザインや
カメラオペレートやグレーディングを褒めるのゲームディレクターっぽい— きのぼり (@kinobori1999) March 14, 2022
『マシュー・コート』は、DbDの開発元である「Behavior Interactive」のゲームディレクター。本作の主要な開発メンバーの一人で、その中で最も名の知れた人物。毎度、彼の発言にはプレイヤーの注目が集まる。pic.twitter.com/2IOXIyFnhE#DbD
— Dead by Daylight用語bot (@daylight_bot) March 13, 2022
「ゲームディレクター」の類義語
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「ゲームディレクター」の対義語・反意語
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