「細胞間脂質」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「細胞間脂質」の意味とは
細胞間脂質とは、角質細胞の間を埋めている脂質という意味です。
人間の細胞は、角質細胞がレンガ上に並んでいますが、その隙間を細胞間脂質が満たしています。
「細胞間脂質」の形状
細胞間脂質は、主にセラミド、コレステロール、脂肪酸で構成されており、脂質の層と水分子の層が規則正しく何層も重なりあう「ラメラ構造」になっています。
ラメラ構造とは、層状の構造のことを指し、水分子の層と脂質の層が交合に規則正しく並んでいる状態です。
「細胞間脂質」の役割
細胞間脂質は、細胞と細胞を接着する働きをし、外部からの刺激を防ぐとともに、肌の内部の水分が蒸発するのを防ぐ役割を持っています。
冬になって肌が乾燥すると、細胞間脂質が不足してバリア機能が低下します。
「細胞間脂質」を増やすには
細胞間脂質は、食事ではコレステロールを摂ることで増加しますが、摂り過ぎは体に良くありません。
たまごであれば一日1個、ほかには青魚に含まれるEPAやDHAなど脂肪酸も有効です。
「細胞間脂質」を減らさないようにするには
保湿効果のある入浴剤を浴槽に入れて入浴すると良いでしょう。
また、適度な発汗も肌の乾燥を防ぎます。
食事に発汗作用のあるトウガラシなどを取り入れるのも効果があります。
「細胞間脂質」の例文・用例
細胞間脂質を使った例文・用例を紹介します。
●洗顔のとき、皮脂と一緒に細胞間脂質も洗い落としてしまうことがあります。
●細胞間脂質が減ると、肌の乾燥の原因にもなってしまいます。
SNSでの「細胞間脂質」の使われ方
化粧品に含まれる界面活性剤は、肌のバリア機能を破壊する。皮肉なことだがその意味では「肌に染みこむ」といえる。
<界面活性剤の作用>
・天然保湿因子や細胞間脂質を溶かしバリア機能を破壊
・病原菌やカビを防ぐ皮膚常在菌を減らす
・防腐剤やタール色素などほかの有害化学物質も一緒に浸透させる pic.twitter.com/QKkSM2SBFl— 清水みちこ@食と心と癒しで健康な毎日へ (@michiko_no8) June 2, 2021
人間の肌には、3つの保湿を司る機能があります。①NMF(天然保湿因子)②皮脂膜 ③細胞間脂質、です。
つまり、人間の肌は自らに水分保持を保つ機能があるのです。
スキンケアはそれを補うものです。#シャンパン酵母 #保湿成分 #酵母美容#ハリを整える #コスメ好きさんと繋がりたいpic.twitter.com/v1qq6MHsz1— hapokobo@シャンパン酵母エキスの美容液 (@hapokobo) February 22, 2021
「細胞間脂質」の類義語
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「細胞間脂質」の対義語・反意語
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