「寸胴」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「寸胴」の意味とは

寸胴とは、上から下まで直径がほぼ同じの、円筒形をした厚手の両手深鍋

のことです。

寸胴は、その形から、安定性が高く、大量の液体を煮込むのに適しています。そのため、飲食店ではスープ作りだけでなく、煮込み料理や大量の食材をゆでる際など、さまざまな場面で活躍します。家庭用でも、大きな鍋が必要な料理を作る際に、寸胴を使用することもあります。

寸胴の特徴として、素材も挙げられます。ステンレス製、銅製、アルミ製など、さまざまな素材の寸胴がありますが、それぞれ熱伝導性や耐久性に違いがあります。ステンレス製はサビにくく耐久性が高いため、業務用で多く使われています。

「寸胴」の語源


「寸胴」という言葉の由来は、「寸」が「長さの単位」、「胴」が「体の中心部分」を意味することから来ています。つまり、「寸胴」は「長さの単位で測っても、体の中心部分から端までが同じ長さである」という意味になります。

「寸胴」の例文・用例


寸胴を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●ラーメン屋さんの厨房には、大きな寸胴がいくつも置いてある。
●この寸胴を使って、豚骨スープを一日中煮込んでいるんだ。

SNSでの「寸胴」の使われ方

「寸胴」の類義語

寸胴の類義語は「寸胴鍋」です。単に「寸胴」というと、上から下まで同じように太いことをあらわす言葉であるため、人間のウエストにくびれがなく、胸から腰にかけて同じ太さであることを指すときにも用いますが、「寸胴鍋」といえば鍋であることがすぐに伝わります。

「寸胴」の対義語・反意語

寸胴の対義語・反意語はありませんでした。