「固定賞金方式」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「固定賞金方式」の意味とは
固定賞金方式とは、宝くじなどで、ある当選順位の当選金を固定で決定する方式のことです。
「固定賞金方式」の特徴
「ロト6」という宝くじを例に説明します。
「ロト6」では、1等から5等までの当選順位が用意されています。
この中で、1~4等はくじの購入総額などによって分配額が決められます。
一方、5等は予め「1,000円」と決定されていて、これを「固定賞金方式」と呼んでいます。
1~4等の当選額は、5等の当選金ファンド(=当選金を按分するための資金で、宝くじの売上額などで集められる)をまず控除してから、その残額を決められた配分率に応じて各等級の当選口数で按分することで初めて決定します。
「ロト6」のほかにも、2017年から販売されている「ビンゴ5」という数字選択式宝くじでは、7等が「200円」と決定されている、固定賞金方式の等級になります。
「固定賞金方式」のメリット・デメリット
固定賞金方式は、ある等級の当選金額が決定されているため、「当選すれば最低この金額はもらえる」と事前に購入者が把握することができるメリットがあります。
デメリットとしては、特に数字選択式の宝くじだと当選者が複数出ることが考えられるため、もし全ての等級でこの「固定賞金方式」を採用してしまうと購入口数に対して当選者数が多かった場合に主催者が赤字になってしまうことが考えられます。
そのため、特に上位の等級は購入額に応じた当選金に設定されます。
「固定賞金方式」の例文・用例
固定賞金方式を使った例文・用例を紹介します。
●5等は固定賞金方式だから1000円って決まってるんだね。
●固定賞金方式だと当選金があらかじめわかっていいなぁ。
SNSでの「固定賞金方式」の使われ方
スーペルコパの賞金で揉めてる。
要約すると、レアルとバルセロナは固定賞金で約900万ユーロが分配されるのに、バレンシアは300万ユーロ以下らしい。
バルセロナはリーグチャンピオンだからまだしも、レアルが国王杯チャンピオンのバレンシアより賞金多いのおかしくないか? https://t.co/PmGqmP71sC— 現地Aragónより ?? (@losche2019) November 11, 2019
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「固定賞金方式」の類義語
固定賞金方式の類義語はありませんでした。
「固定賞金方式」の対義語・反意語
固定賞金方式の対義語は、「パリミュチュエル方式」です。
「パリミューチャル方式」とも表記され、当選金ファンドを売上額の一定の割合に設定して、当選者の間で公平となるよう当選金を按分する方式のことです。
そのため、購入した時点では当選した場合の配当は確定していない状態になります。