「カモフラ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「カモフラ」の意味とは
カモフラとは、カモフラージュという意味です。
「カモフラ」の語源
カモフラージュという言葉は、フランス語の「camouflage」がカタカナ語として定着し、それが省略されて若者言葉である「カモフラ」となりました。
「camouflage」は軍事において敵に発見されないよう偽装・変装することやそのための道具、動物が天敵から隠れるために擬態すること、またそこから転じてごまかしたりすることを意味する言葉です。
カタカナ語ではこれらの意味をそのまま引き継いで使っていて、カモフラも同義となります。
また「カムフラージュ」と表現することもありますが、「カムフラ」という略し方はほとんど聞かれません。
「カモフラ」の種類
カモフラは場面や文脈によって3つの種類にわけられるため、それぞれご紹介します。
敵から身を隠す
軍事におけるカモフラは、周囲の風景に溶け込み敵から発見されないようにする方法のことを指します。
単に相手から見えないようにするだけでなく、進行方向などを誤認させることもカモフラに当たります。
様々な技術が駆使されていますが、代表的なものに「迷彩」が挙げられ、兵士の服から戦車などの塗装に至るまで多くの場所に迷彩柄が施されています。
また、動物が天敵から自衛するために身体の見た目を周囲の風景に溶け込ませることを擬態といい、こちらもカモフラに当たります。
ファッション
上述の迷彩柄を、民間の服にも施したファッションがあります。
これらは「カモフラ柄」などと呼ばれ、若者言葉としてはこの意味を指すことが一番多いといえます。
迷彩柄の種類も多岐に渡りますが、複数の色を組み合わせた「分割迷彩」というパターンがカモフラ柄の代表といえ、よく使われる色はカーキ、ベージュ、ダークブラウンなどになります。
これらの色は主に陸上で使われる色味で、海の色合いに近い青系で組み合わされた迷彩は「アクアフラージュ」として区別することもあります。
周囲の目を誤魔化す
社会的な視線を誤魔化すことも「カモフラ」と表現されます。
例えば本当に購入したいものが目立ってしまうのが恥ずかしい場合、何か別のものと一緒にレジに出したりするのも「カモフラ」の一種です。
人間関係や自分の本当の性格などをあまり表立たせないためにとる行動もカモフラといえます。
「カモフラ」の例文・用例
カモフラを使った例文・用例を紹介します。
●このカモフラ柄のリュックかっこいいなぁ。買っちゃおうかな。
●普段あんまりしゃべらないようにしてるけど、テンション高いキャラをカモフラしてるだけみたいだよ。
SNSでの「カモフラ」の使われ方
カモフラ率100% pic.twitter.com/fDzuMyFr61
— だんだい フォロバ率99%(フォロワー100人目指してます) (@Z52841059) November 13, 2020
ナノユニバース(マルイウェブチャネル)のカモフラ柄パンツを使ったコーディネート。カモフラ柄は昨年から人気継続中のアイテム。柄アイテムを着こなすときは、他のアイテムを無地でまとめるの鉄則です。 pic.twitter.com/Yh4MYeUk7V
— お洒落な男の着こなし (@doxaxivalis) November 7, 2020
「カモフラ」の類義語
カモフラの類義語は、「ミリタリー」です。
軍事という意味の言葉ですが特に陸軍のことを指し、「ミリタリーファッション」というのは陸軍の軍服などをモチーフにしたファッションのことです。
カモフラ柄もよく使われています。
「カモフラ」の対義語・反意語
カモフラの対義語・反意語はありませんでした。