「ワナビー」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ワナビー」の意味とは
ワナビーとは、英語の「want to be(…になりたい)」を短縮した口語表現で、何かに憧れ、それになりたがっている者という意味です。
「ワナビー」の語源
ワナビーの語源は、英語の「want to be(…になりたい)」で、それを短縮した表現である口語表現の「wanna be」をもとにしています。
「ワナビー」の特徴
有名人や人気者などに強くあこがれ、それになりたがる人をさします。
多くの場合、あこがれてまねをするけれど、実質が伴わない人のことをいいます。
「ワナビー」の英語表現
英語でも、カタカナ語のワナビーと同様の表現が見られます。
主語の人称が変わることで、自分を卑下するニュアンスや相手を揶揄するニュアンスなど、さまざまな意味合いが込められます。
―I am just a wannabe pianist I suppose.(私はただピアニストになれたらいいなとおもってるだけだ。)(どうせダサい奴だよ。)
―You are just a rock star wannabe.(君はロックスターになりきったつもりになっているだけだ。)(ロックスターなんかになれっこないよ。)
―He is just a pop star wannabe.(彼はポップスターの真似をしてるだけだ。)(どうせなれっこない。)
「ワナビー」の利用時の注意点
ワナビーという言葉は、なりたい対象になりきれず、上辺だけを飾っている者として、しばしば侮蔑的あるいは嘲笑的なニュアンスで使われます。
「無謀にも高望みをしているダサい奴」や「自分を知らない愚か者」、「口だけ野郎」といったニュアンスをもつこともありますので、使う場面には注意をしましょう。
「ワナビー」という言葉はいつから使われている?
ワナビーは、英語圏のIT技術者の間で使用されていた蔑称でしたが、日本でも1996年頃から使われ始めるようになったとされています。
「ワナビー」の普及の背景
ワナビーは、もともとは単に「~になりたい」という意味でした。
それが、本来の語源から離れ、意味を変容させ、「成り上がろうとしている人」、そして「分不相応な夢を見る人」へとニュアンスを変化させ、普及していきました。
「ワナビー」の例文・用例
ワナビーを使った例文・用例を紹介します。
●やりたいことはいっぱいあるけど、ワナビーで終わりそう。
●夢追ってるだけじゃ、ただのワナビーだよ。夢は叶えなきゃ。
SNSでの「ワナビー」の使われ方
「行きたい」「ほしい」「やりたい」「気になる」っていうのは叶える行動をしないと永遠にワナビーで終わってしまうので、どうにか体力使ってやらないとそのまま死ぬ。
— ポンコツ (@KyotoSlate) January 25, 2021
何が虚しいって
フリーランスで仕事する
夢をかなえるビジネスでフリーランスワナビーを集め
そのワナビーがまた
フリーランスで仕事する
夢をかなえるビジネスでフリーランスワナビーを集める
わけでしょ実社会が絡まないのよ pic.twitter.com/1o51pxdAZ3
— 内藤理恵子2077無言フォロー歓迎 (@drjoro) February 10, 2019
「ワナビー」の類義語
ワナビーの類義語はありませんでした。
「ワナビー」の対義語・反意語
ワナビーの対義語・反意語はありませんでした。