「パティスリー」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「パティスリー」の意味とは

パティスリーとは、ベルギーやフランスで洋菓子とケーキを専門に取り扱うお店という意味です。

ベルギーとフランスでは、パティシエの資格を持った職人が在籍している店だけが、パティスリーを名乗ることができます。
パティシエとは、長きにわたる見習い期間を修了した後、筆記試験に合格した職人のことです。
日本では、洋菓子屋さんのことをパティスリーと呼ぶことが増えています。

「パティスリー」の歴史

本来パティスリーは13~14世紀にかけフランスで生まれた、「菓子職人」を指す言葉でした。
当時は料理人と菓子職人に区別がなかったため、パティシエはお菓子だけではなく、肉類の料理やパン、チーズも作っていたようです。
その後、1500年代にメディチ家の娘カトリーヌがフランス王妃になったことから、フランス料理の発展がはじまり、パティシエたちも技術を高めます。
その後チョコレートが伝わり、たくさんの砂糖が生産されるようになってからは、甘いお菓子作りが広がりました。
フランス革命が起きた後に、王家、貴族に仕えていたパティシエは一度職を失いますが、街に店を構え、庶民の口に入るフランス菓子を作って売るようになったのです。

「パティスリー」の別の意味や使われ方

パティスリーは、洋菓子とケーキを専門に取り扱うお店という意味以外でも使われる言葉です。
生地に小麦粉を使った焼き菓子そのもののこともパティスリーといい、タルトやパイ、ケーキ、クッキーなどもパティスリーです。
また、お菓子を焼く技術のこともパティスリーと言います。

「パティスリー」の例文・用例

パティスリー

パティスリーを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●駅の近くに新しくオープンしたパティスリー、長蛇の列だったね。
●秋になったらパティスリーのメニューが変わるんだって。

SNSでの「パティスリー」の使われ方

「パティスリー」の類義語

パティスリーの類義語はありませんでした。

「パティスリー」の対義語・反意語

パティスリーの対義語・反意語はありませんでした。