「二塁手」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2023-04-01

「二塁手」の意味とは

二塁手とは、野球で一塁・二塁間を中心に守備する内野手のことです。

守備番号は「4」で、別の呼称として「セカンド」があります。

英語では「second(2nd) baseman」ですが、頭文字を取って「2B」と略されることが多いです。

捕手・中堅手・遊撃手とともにセンターラインの一角を担い、守備の中でも最も重要なポジションの一つだと言われています。

そのため、守備に優れた選手が二塁手に配置されることが多いです。

「二塁手」の役割

二塁手は一塁・二塁間の守備だけでなく、状況に応じて投手の後方から中堅手の手前までの範囲に対応する必要があります。

守備範囲の広さはもちろん、処理する打球もライナーやフライ、ゴロまで多種多様です。

また、内野全体の状況を把握しやすい位置にいるため、他のポジションに対して送球先を指示したり、捕手のサインを伝達する役割を担うケースもあります。

「二塁手」に必要な能力

前述の通り、二塁手は守備範囲が広く、様々な打球の処理に追われながら、内野の司令塔的な役割も担います。

俊足などの身体的な強みを持っているだけでなく、正確かつスピーディな判断力を求められます。

一方、遊撃手に比べると時間的な余裕があるため、打球処理を慎重に行える場合もあります。

また、遊撃手や三塁手に比べて強肩である必要はありませんが、的確な中継プレーの必要性から弱肩の選手では十分なパフォーマンスを発揮できないと言われています。

近年、ベストナイン賞を受賞した「二塁手」は?

ベストナイン賞とは、日本プロ野球における選手表彰の一つです。

各ポジションごとにシーズンで最も好成績を残した選手に与えられます。

セ・リーグでは9名、パ・リーグでは9名+指名打者の1名が選出されます。

近年、二塁手として各リーグでベストナイン賞を受賞した選手を紹介します。

まずセ・リーグでは、以下の選手が二塁手としてベストナイン賞に選ばれています。

※()内は受賞年

・山田哲人(14-16、18ー19、21)
・菊池涼介(17、20)
・牧秀悟(22)

一方パ・リーグでは、以下の選手が受賞しています。

・浅村栄斗(16ー20、22)
・中村奨吾(21)

近年、ゴールデングラブ賞を受賞した「二塁手」は?

ゴールデングラブ賞とは、守備で活躍した選手に送られる選手表彰です。

内野手は各ポジションごとに、外野手はポジションに関係なく3名選ばれます。

攻撃面での実績は考慮されず、あくまで守備力が優れている選手に与えられます。

近年、二塁手として各リーグでゴールデングラブ賞を受賞した選手を紹介します。

まずセ・リーグでは、以下の選手が二塁手としてゴールデングラブ賞に選ばれています。

※()内は受賞年

・菊池涼介(13-22)

一方パ・リーグでは、以下の選手が受賞しています。

・藤田一也(13-14、16)
・L.クルーズ(15)
・鈴木大地(17)
・中村奨吾(18、21)
・浅村栄斗(19)
・外崎修汰(20、22)

「二塁手」の例文・用例

二塁手を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

二塁手の人材不足が懸念される。
二塁手としてゴールデングラブ賞を期待できる。

SNSでの「二塁手」の使われ方

「二塁手」の類義語

二塁手の類義語は、「セカンド」です。

セカンドは、二塁手の別の呼称です。

「二塁手」の対義語・反意語

二塁手の対義語・反意語はありませんでした。

野球用語

Posted by 杏奈琴湖