「バジェット」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「バジェット」の意味とは
バジェットとは、経費・予算という意味です。また、形容詞で使われる場合は「低予算の」「格安の」といった意味になります。
企業や政府などの「予算案」や「家計」といった意味でも使われます。
「バジェット」の語源
バジェットの語源は、英語の「budget」です。
この英語の「budget」は古フランス語の「bougette」が由来となっています。
「bougette」 の語句の成り立ちは、「皮袋」の bouge という語に小さい、少ないといった意味を表す -ette がついてできたものです。
小さな皮の袋(=小銭入れ、財布)の中のことを考える。把握する。そこから転じて「予算」「経費」という意味で使われるようになりました。
「バジェット」の利用時の注意点
バジェットは名詞として使う時は「予算」や「家計」といった意味で用いられますが、形容詞になると「予算以内で許される」という意味になり、そこから「低予算の」「格安の」といった意味で用いられています。
「ファミリーバジェット」といえば家計のことになりますが、「バジェットトラベル」など語句の頭につく場合は「低予算の旅行」という風に意味が異なってくるため、注意しましょう。
「バジェット」の派生パターン
バジェットは企業名称にも使われています。
アメリカのロサンゼルスで創業し、現在はニュージャージー州に本社を置く「バジェット・レンタカー」は他社よりも安いレンタル費用で借りられるようにしたことから、「低予算・格安の」としても使われる「バジェット」をその企業名に冠しました。
また、エンタメ業界などで使わていれる「ビッグバジェット」はそのまま「大きい予算」という意味です。
ロケやセットに巨額の予算を投じた映画やドラマ、楽曲などはビッグバジェットの作品ということになります。
反対に、予算をおさえてつくられたものや企画については「ローバジェット」という言葉を用いて説明されます。
「バジェット」の例文・用例
バジェットを使った例文・用例を紹介します。
●莫大なバジェットが投入された映画が公開される。
●このプロジェクトのバジェットをもう少し確保していただけませんか?
SNSでの「バジェット」の使われ方
いろんな漫画とかアニメとか実写化するたびに叩かれてる三池監督も作品規模に見合わないバジェットで作らされてるからああなってるだけで、かなりの実力派だし叩くべき所を完全にわかってないところがTwitter映画非難家っていう感じ。三池監督があんなに起用されてるのは早撮りできるからだと思う
— vitacosan (@_vitaco) September 9, 2020
四半期の進捗を見て投資余力が拡大する。クレカの与信みたいな感じで投資できる人にはそのバジェットが膨らんでいくみたい。
都度ファンドレイズするのは大変だから、AngeListが先に集めていて、そこから各ファンド?に投資してるのかな— 廣澤 太紀 (@HirozawaDaiki) September 8, 2020
「バジェット」の類義語
バジェットの類義語は、「予算案」「予算」「運営経費」「運営費」です。
「予算案」とは「これからの支出計画の概要」のことで、その支出に対してどのように対応していくのか、といった意味も含まれます。
「予算」「運営経費」「運営費」とは「特定の目的のために割り当てられる金額」そのもののことを指します。
「バジェット」の対義語・反意語
バジェットの対義語・反意語はありませんでした。