「CPA(Cost Per Acquisition)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-12-13

「CPA(Cost Per Acquisition)」の意味とは

CPA(Cost Per Acquisition)とは、新規顧客を獲得するのに、1人あたりいくらかかったかを示すWEBマーケティング用語です。「Acquisition」とは取得、獲得という意味です。
「顧客獲得単価」とも言います。

「CPA(Cost Per Acquisition)」の特徴

CPAは、次の計算式で求められます。

広告にかけたコスト ÷ コンバージョン数 = CPA

「コンバージョン」とは獲得できる成果のことなので、商材によって定義が変わってきます。
商品の購入、サンプル申し込み、会員登録など様々です。

広告費に50万円をかけてコンバージョンに至ったのが100件だった場合はCPAが5000円ということになります。
コンバージョンで得られる成果が5000円も見込めない商材であれば赤字になってしまいますし、仮にこれが5万円ほどの商材であれば非常に高いコストパフォーマンスでコンバージョンに至ったということになります。

つまり、商材と比較してCPAが低い方が、より広告効果が高かったということになります。

「CPA(Cost Per Acquisition)」の活用方法

CPAは、広告の費用対効果を検証するのにとても大切な指標になります。
CPAを意識せずに広告費を設定してしまうと、商品と広告費のバランスが崩れ、採算が合わなくなったり獲得を逃してしまうといったことに繋がります。

そこで、「限界CPA」を把握し「目標CPA」を設定することが重要になってきます。

限界CPAとは

売り上げ単価から原価を引いた価格が限界CPAとなります。
1万円の商品の原価が3000円であれば、7000円は広告費に使えます。
しかしこれでは、利益が生まれなくなってしまうため、適切な利益を出すために「目標CPA」を設定する必要があります。

目標CPAとは

把握した限界CPAから、確保したい利益を引いた金額が「目標CPA」となります。
この「目標CPA」を設定することで、どれほどの予算を広告費に当てれば適切な利益が得られるのかを予測することができます。

「CPA(Cost Per Acquisition)」の例文・用例

CPA

CPA(Cost Per Acquisition)を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●きちんとCPAを算出して、バランスのいい広告費用となるように心がけよう。
●目標CPAには少し及ばなかったですが、悪くない費用対効果だと思います。

SNSでの「CPA(Cost Per Acquisition)」の使われ方

「CPA(Cost Per Acquisition)」の類義語

CPA(Cost Per Acquisition)の類義語は、「CPC」です。
こちらは「Cost Per Click」のことで、広告が1クリックされるのにかかるコスト、1クリックあたりの単価のことを表します。

「CPA(Cost Per Acquisition)」の対義語・反意語

CPA(Cost Per Acquisition)の対義語は・反意語はありませんでした。