「イレギュラー」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「イレギュラー」の意味
イレギュラーとは、通常どおりではなく、例外的な状況を意味する言葉です。
アクシデントやハプニングに近いニュアンスがあります。
「イレギュラー」の語源
イレギュラーの語源は英語の「irregular」です。
「irregular」とは、出来事が不定期・不規則な、規範に従わない・合わない、標準からずれている、規格外のなどを意味する形容詞です。
irregularは元々、「regular」に反対の意味をつける接頭語がついてできた単語です。
「regular」とは、習慣的な、いつもの、常連の、整然とした、出来事が定期的な、不変の、定まったなどを意味する形容詞です。
通常、反対の意味をつける接頭語には「in-」が使用されますが、rの前では、「ir-」と変形するので、「irregular」となります。
ビジネスにおける「イレギュラー」
ビジネスでは、「イレギュラーな対応」などの使い方をします。通常はしない変則的な対応です。
例えば、クレーム処理をするとき、お客様からの要望に応じるために、特別な対応をした場合に、「イレギュラー対応」とつかいます。
イレギュラー対応は、時間も手間もかかることが多いものです。お客様に合った対応がのぞましいとはいえ、イレギュラーな対応が続くとスタッフも疲弊してしまうため、できるだけは避けたいものです。
野球における「イレギュラー」
野球で使われるイレギュラーはイレギュラーバウンドの略です。
「イレギュラーバウンド」とは、球が不規則な跳ね方をすることを指します。和製英語になります。
野球以外の球技でも使用されます。
「イレギュラー」な人
イレギュラーは、人に対して使うこともあります。ちょっと特別な人、変わった人、他とは違う人材という意味です。
「イレギュラーな人(存在)」という表現は、普通には考えられないような考え・行動力を持つ人というように良い意味で使うこともあります。
一方で、風変わりな人・普通ではない人・世話が焼ける人という意味で使用されることもあります。ネガティブなとらえ方をされることもありますので、使用には注意が必要です。
「イレギュラー」の例文・用例
イレギュラーの例文・用例を紹介します。
●イレギュラーな事態だ。すぐに対応してほしい。
●彼はイレギュラーへの対応が実に上手だ。とても頼りになる。
SNSでの「イレギュラー」の使われ方
全てがイレギュラーなカマキリモドキ pic.twitter.com/jUsyTxvUJe
— 平成を忘れないbot (@HEISEI_love_bot) March 7, 2020
10年前の今日、寝台特急「北陸」ラストラン。
2010年3月12日、上野~金沢を結んでいた寝台特急「北陸」が、約60年に渡る歴史に終止符を打ち、この日の運行を最後に廃止されました。
最終便の見送りは出来なかったので、写真はお名残乗車時撮影のイレギュラー。本来通過の津幡駅にて撮影。 pic.twitter.com/y9GMqnGpSS
— マンボウシリウス (@manbowsiriusagi) March 12, 2020
「イレギュラー」の類義語
イレギュラーの類義語は「予想外」、「スペシャル」、「アクシデント」「ハプニング」です。
「予想外」とは、予想とは違った成り行きや思いがけない事態が生じることです。
「スペシャル」とは、特別なさま、特殊なさま、特別な対応をすることを意味します。通常、良い意味で使われます。
「アクシデント」とは、事故・災難・不慮の出来事を意味します。
「ハプニング」とは、偶然で思いがけない出来事を意味します。
「イレギュラー」の対義語・反対語
イレギュラーの対義語・反対語はありませんでした。